欧文書体2 定番書体と演出法

。ライノタイプ社のタイプディレクター、小林氏著のタイポグラフィーの本です。「今、流行っている」ではなく、私たちがいつもよく何気なく見ているフォントが、どのような経緯で産まれ、組まれ、そして使われているのかを実際に作ったフォントデザイナーのインタビューなどを元にまとめられた一冊です。
この本では、実用的な国によって違う、タイプの組み方やフォントの設計思想等についても触れられていて、いわば教科書的な要素も多く取り込まれている一冊。できれば学生の時に読んでおきたいと思ってしまう一冊です。