UGREENのUSB-C to 3.5mm変換アダプターのDACでは、音質的に難があることが多かったので、出力が高く、リケーブルも可能なFiiO KA13をつかってみることにしました。
今回は別途okcsc C2T オーディオケーブルを購入して使用しております。
デジタルフィルターと平面磁性なイヤホンとの相性
TRN Kirinとの相性は結論からいうと、デジタルフィルターを通さない状態が一番、高音域の刺さるような音もなくなり、聴きやすい状態になってくれました。
iPhoneで使う&Android上でアプリを介さないとデジタルフィルターの設定などができないので、BlackBerry Key2に繋いで設定→iPhoneに付け替えて試聴を 繰り返し試してフィルターなしの設定に行きつきました。
デスクトップモードについては、個人的には使わなくていい印象で、デスクトップモードで出力が上がった状態の印象が好きか、ノーマルでボリュームを上げた状態の印象が好きかで使い分けると良さそうでした。(銀製のコードで高音域が刺さるようになる印象がありました)
Apple MusicかSpotifyかは環境次第
対応している規格の数値を見ると圧倒的にApple Musicのほうが音はいいはずなのですが、TRN KirinやVX ProなどでKA13を使うと抑揚のある曲調のものはSpotifyのほうが厚みや強調が感じられて聞いていて心地がいい印象になる曲が多く、音の広がりが大事なる曲ではApple Musioのほうがいいかなというところで、KA13であれば、どちらでも楽しめ、音質よいうより好みで選べるのであまり気になりませんでした。
もっと高級なイヤホンであればこういったところも変わるのかなと考えております。
外出時も特に問題なく・・・
外出時の車内などで使ってみたところ、KA13自体が嵩張ったり、コードが重みで使いづらくなるようなことがないので、扱いやすかったです。
手持ちのバッテリー内蔵型のTEAC HA-P50SEやFiiO Q3などと比べると出力やそれに伴う音の広がりなどはやや劣るところを感じるのですが、全体として癖がなく、USB-C to 3.5mm変換DACなどと比べると出力が増すので、使える・普通に聴けるイヤホンのレパートリーが増えるのが一番良いところでした。
外で手軽に使えるポタアンの入門機としてかなりおすすめのKA13でした。
iPhoneではアプリによる設定変更ができないところに悔いは残るものの、全体としてお勧めできる製品でした。
もうしばらく使ってみて、何かあればまた記事に残したいと思っています。
関連リンク
- 気になっているCS43198を使用したドングル型DACをAmazonで調べてみました
- CS43198を搭載したドングルDACのTRN TE Proをレビュー
- KZイヤホン現行機種のAmazonベストセラー一覧
- TRNイヤホン現行機種のAmazonベストセラー一覧
- ハイブリッドドライバー搭載イヤホンのAmazonベストセラー一覧