Keychron K2を本気で静音化・キースイッチ交換、タイピングを動画にしてみました

ずっと買うか迷っていたメカニカルキーボードのKeychronを購入、せっかくなので自作キーボードでいつも行う、静音化をしたので記事にまとめてみました。

静音化の際、分解が必要なので、作業を行う場合はご自身の責任で行ってください。

静音リングは打鍵時の押下できる高さが減り、打ちづらくなるので今はお勧めしてません。

ビックカメラのサイトを見ていたらKeychron K2 ノンバックライト、ホットスワップの青軸の在庫を見つけてしまったので、秋葉原へ。

その際に、気になっていたAKKOのSALプロファイルのBoWも遊舎工房で購入、その日のうちに青軸をさよならして静音化させつつ、AKKO Radiant Redというリニア軸に変更しています。

青軸はやはり苦手であった・・・。

タイピング動画は上記のような感じで筐体やプレートを介した音やカチャカチャ音は静音化でかなり軽減されて、高さのあるキーキャップとリニア軸特有の打鍵感がよくわかる打鍵になりました。

上記はEverglide Aqua King 67gにキースイッチを交換してタイピングを撮った動画になります。

AKKO Radiant Redの時と比べると底打ちのときなどの打鍵が抑えられ、軽やかな打鍵になりました。

手軽に静音リングを使うと微妙な静音と併せて打鍵が浅くなってしまうので、本当に静音したい場合は、ホットスワップ対応であれば、PORONシートなどで本体を静音化した上で、静音軸なDUROCK DaybreakDUROCK Dolphinを使うと最も静音の打鍵が得られます。

上記が最初のデフォルトの状態。青軸で打っているより鳴っている気持ちになるので、手持ちで余っていたルブ済のAKKO Radiant Redに変更することにしました。

まずはキーキャップを取っていきます。

キーキャップを取ってからキースイッチをGateron BlueからAKKO Radiant Redへ変更。

そのついでにキーキャップもAKKO SAL Profile Black on Whiteに変更。打鍵感はMT3などと似た感じでダブルショットで厚めなのでAKKOのASAプロファイルと比べても比較的打鍵の個性がしっかりしたキーキャップでした。

そして、そのままではマウントプレートより下の部分に空洞が多く、カチャカチャ鳴ってしまうので、静音化のために、マウントプレートとPCBの間に敷くPORONシートアートナイフ(と平刃)を使ってカットしました。

カッターマットは大きいものがあると便利で、奥行きが狭い場合はハーフサイズがいいです。

カット後、実際に敷き、キーキャップをつけ始めたところ。

スタビライザー周辺は少し多めに切って干渉しないようにしています。

分解する際、Keychron K2はサイドの金属プレートを外すのに六角形のドライバーが必要だったりするので、ドライバーはいろいろな種類に対応したマルチなものがおすすめで1セットあると便利です。
私が使っているのはこちらで、最近はあまり使っていないのですが電動のものもあります。

また、ケースからマウントプレートなどを取り外す際にPCGとケース側のバッテリーを接続するケーブルを切断したりしないよう、慎重に取り外してください。

併せて、ケースの底にもPORONシートを敷いて共振を減らせるようにしています。
PORONシートは上下にかなり縮んでくれるので、空間ができるところはさらに挟んでもよかったかもしれません。

ケースにマウントして、スタイライザーのあるキーにキースイッチ、キーキャップをつけたところ。デフォルトでスタビライザーにルブされているので、今回はそのまま使っています。

キーキャップを全てつけたところ。

そして最後に、Keychron K2の時長である周囲を各無用に取り付けられているプレートの裏にマステを貼ってさらに共振を抑えるための努力をしてみました。
効果はあまりわかっていませんが、金属音の共振はなさそうでした。

完成の状態。
正直、Keychronだとわからない状態になりますが、本体への静音化でかなりいい打鍵が得られ、ホットスワップ対応であれば好きなキースイッチに手軽に買えることもできるので、メカニカルキーボードとしての選択肢にはかなり良さそうな製品でした。

普段自作キーボードを使う身としては、キーマップを自由に変えたいが、K2はまだ対応していないので、専用ソフトのリリースが待ち遠しいところです。

Keychron K2で使えそうなキーキャップセットのおすすめはAKKOのASAやASA-Low、SAL、OSAなどのプロファイルでEpomakerやAKKO、遊舎工房で取り扱いのあるシリーズは互換性のあるキーサイズがほぼ揃っており、品質も高いのでおすすめです。

そして、サイレントリニア軸でさらに静音化した記事はこちら

今回追加した動画で使用しているEverglide Aqua KingはアリエクのKPREPUBLICのセールで買うのが最もやすく済む(たまにハズレあり)のですが、国内ではTALPKEYBOARDDaly Craft Keyboardで取り扱いがあります。

そのほか聞きたいことなどあればTwitterで聞いてもらえると幸いです。