2023年の5月に組み立てたトラックボール対応の40%分割キーボード、Keyball44。
ボトムプレートから3Dプリントケースに変更して使っていたところから、さらに更新して、トラックボールケースを3Dプリントのベアリング搭載のものに変更、ケースとPCBの間にPORONシートを追加、キースイッチをJwick Vertex V1というリニア軸に変更したのでそのレビューです。
ベアリング搭載のトラックボールケースは面白い
ケースの購入元はTraining&KBDさんのBoothのショップ。
ベアリングのため、セラミック球を1つ搭載しているとはいえ、ボールを動かすと鳴るようになったのですが、動き自体は非常に良く回るようになり、操作が楽しくなりました。
なる時の音は昔のロジクールのVX nanoなどのスクロールホイールを勢いよく回した時のそれに似ています。
クリーミーと噂のJwick Vertex V1
クリーミーといえばKailh Creamと思っていたのですが、最近、これが良いという人を巷で見かけるようになってきたのでJwick Vertex V1 liner switchをTALP KEYBOARDで購入して、Keyball44で使ってみることにしました。
簡潔に言うと、Kailh Creamよりスムーズでちゃんと底打ちの音も出るリニア軸でした。
自分自身は底打ちの音が少ないEverglide Aqua Kingが一番好きなのですべてのキーボードをVertexにするようなことはないのですが、今まで打鍵音と楽しみたいキーボードで使っていたKailh CreamをVertexに変えたいと思うぐらい、ルブをせずとも非のない使いやすいキースイッチでした。
もっとこのスイッチついて知りたい場合はKeeb TaroさんのYoutubeがおすすめです。
3DプリントケースにPORONを敷いて静音化
3Dプリントケースを導入することでプレートの鳴りを多少減らすことができるのですがそこからさらに減らすために、打鍵時に振動が伝わるPCBとケースの間をPORONシートで埋めることで振動を吸収され、音を減らすことができます。
また、キースイッチとPCB間にスイッチパッドを貼り、スペーサとネジの間にシリコンワッシャーを追加してさらに振動を吸収するようにしました。
タイピング動画
リニア軸の底つきの音の強さはPORONシートやスイッチパッド、3Dプリントの筐体でかなり軽減された打鍵になりました。
マイクをAKG Lyra-Y3からTASCAMのDR-07Xに戻し、ノイズ対策をして収録、カメラはiPhone 15 Pro Maxです。まだブレるので次回対策します。