JSHiFi-VENUSを使い始めました

先月の古河合金と古河合金銀メッキと単結晶銅線材を線材に使っているJSHiFi-NocturneのQDC 3.5mmに続いてタイムセールと手持ちのポイントで手頃になったのでJSHiFi-VENUSを購入しました。

FiiO KA13 + TRN Kirinでようやく・・・

今まで高音が刺さったり、違和感を感じていたTRN Kirinで聴く音が繊細でクリアな音になったのはこのJSHiFi-VENUSでした。

EDMや重低音が大事な曲はTRN VX Proの方が圧倒的な迫力で聴こえるので大好きですが、平面磁性式のインナーイヤホンで聴く息遣いやギターのストロークから出る音など、歌う、弾くときの空気感や振動を捉えた音が聞こえてくるようでした。

また、SpotifyよりもApple Musicのハイレゾロスレスの方が音の広がりがよく感じられました。

FiiO KA13 + TRN TA4では・・・

TRN TA4はTRN Kirinと比べると音が軽いような印象を受けるのでデスクトップモードをONにすると音の強弱のメリハリが出てくる印象はあるものの、全体的に低音が弱い印象を受けました。

ボーカルやアコースティックな音源、マイクで収録するような曲、クラシックは非常に聴きやすい印象で心地よかったです。

手持ちで一番好みだったのはTRN VX Pro

iPhone 15 Pro Max にFiiO KA13を繋いで色々聴いてみたところ、一番重低音が出ていたのはTRN VX Proで低音が強い音と伸びやかな高音という多ドライバーの特徴がよく出ている印象でした。

気になったのは、Spotifyの音源(Apple Musicでは問題なし)だと1DD、8BA構成で重低音+低音〜高音域となって重低音との分離感が否めず、音場感が少し狭く感じるところ。デスクトップモードにすると少し落ち着きますが、床に大きなサブウーファーを置いたオーディオシステムの状態のような印象になるので、聴く曲を選んでしまいます。

オーテクのSOLIDBASSシリーズで聴きたくなる、EDMやDnBなどとの相性は最高です。

まとめ

今まで使ってきたケーブルとは系統の違う仕上がりで、普段使っているケーブルではなかなか鳴らしきれない平面磁性ドライバーのイヤホンが綺麗になってくれるのには驚きました。

実際にFiiO KA13 + TRN Kirinで移動中に聴いたりすると周りの状況などの影響もあってそこまで音量を上げて聴くことができないので良い音質を十分に楽しめることは少ないですが、自分の中でひとつのエンドゲームができた気がしています。

これをきっかけに、平面磁性ドライバーを使った多ドラ製品が気になってきました。