MK4(写真右)のDDがベリリウムコート、MK3 (写真左)はカーボンナノチューブでNX7シリーズを順当に進化させたものがMK3、そしてそこからさらに内容を変更して進化させたのがMK4。
そして最初にMK4を使って、お値段から考えてもとても良かったのでさらにレビュー数などが多いMK3が気になり、セールがあることも価格推移のグラフでもわかったところで、27%引きクーポンで1万円を切って購入できるということで、使ってみることにしました。
見た目の違いが大きく、MK3は表面の金属製カバーがネイビーとレッドとブラックの3種類用意されていて、ねじ止めで交換が可能になっており、そのほかMK4同様、ノズルのフィルターも3種類交換可能でドライバー構成は4BA+2DD + 1セラミック振動板ドライバー、2DDがカーボンナノチューブを使用したドライバーでMK4はベリリウムコートを使用したドライバーに変更されています。
聴き分けるとMK3とMK4の違いはわかるものの、大まかな傾向は似ており、JSHiFi-Mercuryにリケーブルをして気づいたところでは男性ボーカルのサビで倍音のコーラスがある場合にMK3は綺麗にミックスされて聴こえ、MK4は少し分解されて聴き取りやすくなっている印象になっていたり、JSHiFi-Jupiterにリケーブルした際はMK3のほうが低音のアタック感がしっかり出ている印象になりました。
全体的にはまとまりがあり少し角が取れた印象がMK4で長時間聴いていてもあまり疲れないかなと印象、MK3はしっかり素材の音を引き出した印象でアコースティックギターのエングロジャー内の響く振動などが金属カバーなのもあってかリアルに響いてくれます。
まとめると、個人的にはじっくり曲を聴きたい時はMK3を、移動中や仕事中などに好きな曲を流して聴きたい時はMK4で使い分けして使いたいなと思いました。
どちらか迷っている人にはもう終売してしまいそうなMK3をお勧めしたいです。
自分が持っているドングルDACではKiwi ears Allegroは比較的寒色系になり、聴きやすく、重低音が欲しい場合はFiiO KA13、より音質を・・・というときにFiiO Q3を使っています。