ページからノードに移り変わるとき

今までページという単位で考えられることが多かったWeb。しかし最近、ページにとらわれないメタ、もしくはデータを基本においた方法を取るべきだと言われはじめている。
Webを紙面媒体に置き換えた場合に出てくるものがページだとすると現状のWebページで言われている情報量の上限や印刷を考慮した形式などの説明がつく。ところが、クリック、もしくは半自動でページ内がリロードできてしまう、もしくはFlashなどによって動的にコンテンツ内を移動できる動線を前提においたとき、ページという単位はさまざまな不都合な問題を引き起こす。例えば、コストの算出や構成時のやりとりなど、ページという枠にはめてしまうと作りやすい反面、表現の幅は確実に狭くなる。
Webを構成しているものはデータとそれを保管する場所そしてその場所までたどり着くまでのインフラである。この3点を結ぶノードの順路をどのような思考、もしくは論理で結びつけるかによってデータの持つ価値は変わってくる。たとえば、その順路の導き方次第では同じデータを持っているA社は有効利用できるサービスを行うことができても同じデータを持っているB社には何もできないもしくはそのデータ自体に価値を見いだせない場合も数多くある。
その点で、ユーザーの扱いやすいノードをユーザー自身がセッティングできるYouTubeやdeliciousなどは非常にうまい方法を採用している。
ページという単位での遷移の導き方では、作り手にノードのセッティングやデータ量自身が制御されてしまう。作り手が把握している部分のみを見せたい方法で見せることはできても、ユーザー自身が情報の収集方法やノードの選択を行うことはできない。
人が考えるノードのセッティングは皆同じとは限らない。そこを無数にできないとしても複数の選択肢を作ることが今後のサービス展開には必須になってくるのではないだろうか?
自分自身が学生時代に考えていたノードをセッティングする方法を近いうちに形にできそうな、そんな時代になってきました。

生麩まんじゅう(生麩餅)

旅行後、実家へいった帰りに買った生麩まんじゅう。
あまり日持ちするお菓子ではないのですが、
あのみずみずしい生麩の食感は忘れられません(笑)
昨日京都駅でいろいろ探していると
春限定のモノがあったりして、3種類ぐらい売っていました。
最近類比商品もあるようですが、楽天で調べたところありました!
家でも生菓子を手軽に食べられる時代、ネットで便利になりました。
笹にくるまれているのがいいですね。
私のお薦めは三昇堂小倉の生麩餅

海外旅行+WIFI

今回の旅行で本当に役に立ってくれたMacBook。
渡航情報や現地のお店や気になる商品の検索などにも使ったりするのですが、
ADSL以上の回線環境が整っていれば、Skypeなどを使って日本に電話をかけることもできます。
大きな空港やホテルではネット接続のできるスペースや端末があるのでそういったところでのチェックやネットインフラの整った都市部ではWIFIのサービスを行っているところもあるので事前に調べておくことをおすすめします。
ちなみに台湾ではWIFLYというサービスがあり、コンビニなどでカードを購入し、そのカードに書かれているコードを入力することで1日や1ヶ月単位で使用することができます。地域は限られてしまいますが、ビジネスで行かれる方やスマートホンを使っている方におすすめします。
また、複数人で回線を使ったりする方には携帯できるルーターが便利です。
ポケットに入るぐらいのサイズでWIFI帯域の使える物の中にはUSBポートから電源を撮ることができる物もあるので、ホテルの部屋にLAN線はあるが、短くて持ちあるきが不便といったときにも役だってくれます。私はBelkinのルーターを使っています(楽天のページ)。旅行用ですが、家で使うこともできます(小さいため発熱しやすく長時間の利用には不向き)。

転職という選択肢

台湾から帰る飛行機のなかで新聞を読んでいると転職に関する記事がいくつか書かれていた。
帰国後、電車の中には人材バンクや転職サイトの広告。
この数年、終身雇用制度以外にも選択肢があるなかで、人材紹介・派遣などの支援企業が軒並み凄まじい勢いで成長している。少子化などの波で新卒を採れない企業が中途を採用することで雇用を確保するという構図も一般化し、第二新卒という言葉が存在する日本でよりいっそうの雇用難という自体になったとき、政府はどのような政策を打ち出すのだろうか?
ドイツのように他国から労働者を受け入れるのか、それとも他に選択肢があるのか。
今は定年を先延ばしすることで確保できる枠も、いずれは消えてしまう(生きている上で永年というものは絶対的に存在しない)
人材紹介支援を行う企業は紹介し、契約が成立するとその人の年収の2割から3割のマージンをもらうことで成り立っている。そしてそのマージンの比率は年々増している。そのような中でこの10年で発展してきたWebという枠、転職サイトなどだけで安定した、確実な採用を確保できるのか? それともWebでの採用は単なる選択肢の一つに過ぎず、他の方法、もっと言えばWebのみに特化するというサービスは今度も生き続けていくことができるのか、私にはそこに疑問を感じる。

TAIPEI 101

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今日は台北101に行ってきました。
知らない人もいるかと思いますが、2007年3月現在世界一高い高層ビルとなっています。地上508m、101階建てのビルです。
日本と同じく地震による揺れや台風による風害などのほか、台北市内はもともと湿地帯のため、施工時には地下水や地盤の弱さが問題視されました。その中でも、世界に誇る技術者による努力で約7年の歳月をかけて2004年に完成されました。
地下1階〜地上5階がショッピングモール、87階が展望フロアになっています。他の構成は六本木ヒルズなどと同様にテナントビルとしてさまざまな企業がはいっています。
展望フロアへは整理券を買い、専用エレベータにてあがります。搭乗口のある5階から87階までわずが37秒のスピード。しかし決してパチンコ玉をおいても転がっていくことはないという精度です(DiscoveryCH参照
展望フロアからみる景色には脱帽。近くの山の頂上が自分と同じ高さにあり、同じ体験ができるところはほかにはないと思います。
台北市内は東京都同様にスモッグが発生している場合が多いので、雨上がりの搭乗をおすすめします。
そして、先ほど念願の大好きなチーズケーキを食べてきました。台北市内にあるロイヤルホテルのチーズケーキはお勧めです。一度食べてみてください(2種類ありますがどちらもおいしい)

故宮博物院

新しくなった故宮博物院にいってきました。
北京にも同じく故宮博物院があります。
なぜ2つあるのかという話はWikipediaを参照。
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世界4大博物館といわれ、その内装のデザインや誘導、コンテンツの選定は計算され尽くされていて、とても見やすいレイアウトになっていました。
壁やプレートの説明は中国語、英語、日本語、パンフレットは複数の種類が用意され、英語、中国語については無料のガイドに案内してもらうことも可能(韓国語や日本語は音声ガイドの機械の貸し出しがあります)。
展示物は、石器や土器、玉、印、書物がほとんどで、ほかには武器や馬車の一部などもあります。昔から日本とつながりの強いところなので、日本で展示されている物を似たものが数多くあり、鏡や書物の中には見たことがある物もあると思います。
気になるおみやげは、所蔵されているものに関する書物や博物館にちなんだ衣類、お菓子、マウスパッド、葉書など日本でよく見るものはだいたいあります。博物館のロゴをあしらったモノグラムの商品もいくつかありました。
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外には壺をあしらったくずかご。
なぜこの形なのか・・・
その後、ホテルの向かいにあるロクシタンに行ってきました。
男性向けのものもあって、店員さんがニコニコしながらいろいろ教えてくれましたが
結局はいつものものです。見た感じ、台湾オリジナルのものはなかった・・・ 手はグリーンティに・・・
この近所のホテルでは女性向けの部屋すべてにロクシタンのシャンプーなどが使われているところがあるらしい(ガイドより)

台湾の印象

一日過ごしてみての印象
1.J-POP勢は健在。
浜崎あゆみや中島美嘉、ジャニーズ系、モー娘などなどCDショップに行くとさまざまな日本の曲、そして韓国の曲が売られていました。
90年代後半のアジア進出から続く流れと、顧客層やその思想が似ているのかなという印象を持ちました。
2.ファッションは日本とあまり変わらず。
本当に個性的、もしくはこの人しかこの格好している人はいないというような人はいませんでしたが、日本のViViの台湾版がコンビニで売られていたり、日本でもおなじみのブランドをよく目にします。また、デパートの大半は女性向けブランドのフロア・・・
青少年とかかれていてもそれは男女両方を指し、日本と同じく女性ブランド勢が強い(女性の購買意欲が高い??)
3.フラッシュメモリーはやっぱり安い!
パソコン関連の部品の大半はアジアで作られ、その中でも精密機械などとなると台湾を抜きにしては語れない市場。そして製造元であることを関連づけさせるかのように日本以上に価格低下のスピードは進んでいるようでした(三越にあったパソコンショップでも日本より10%~20%安い価格でした)
4.就職、求職関連の媒体もあり。
統制・資本の形式を考えると中華人民共和国本土とは違い、資本主義の台湾。
先進諸国に見られるような雑誌はもちろん、就職、求職に関するものも売られていました。
表紙を見て、就職・求職に関して「トレンド」が存在すると言うことがわかりました。
日本にもトレンドはあり、それによって市場も変化していくのですが、広告・メディア業界同様に数を確保するという考えでは数年後には市場はうまく行かなくなりそうです。
5.液晶ディスプレイ生産世界一位の場所。
ホテルや通りの家電店、すべて液晶のディスプレイが陳列されている。
しかもそこそこ大きく、自分の部屋にもほしくなってきました・・・ でかいテレビ・・・
明日は午前中は観光の予定。
カメラもあるので撮ってきます。
DVD見終わったら寝るとしますか!