いいデザインって

自分の中の「いいデザイン」が必ずいいものとは限らない。
だから奥が深く、正直難しい。
なんとなく作ったものが選ばれるときがあれば
何日も考えて作ったものが選ばれないこともある
しかし、やればやるほどかかる時間は短くなる。
どうすればいいものができるのか?
どうすればいいアイディアが浮かぶのか?
この「どうすれば」の部分を見出さない限りいいものがつくれるようにはなれない。
どうやったら見てくれるのか、買ってくれるのか?
ここに繋がるプロセスを導くためのアイディアは?
思い通り出すモノ出すモノ売れるのであれば苦労しない。でも大半のクリエイティブは思い通りにできることはない。
大学に入り、デザインとアートというものが身近になり、果たしてデザインとアートは同じなのか?境があるのか?別物なのか?を自問自答していた時期も過ぎ、自分はより商業デザイン、仕事としてデザインをするためのプロセスを踏めるようになった。
クライアントを納得させるのはデザインした見た目ではなく、デザインした成果物に行き着くまでのプロセスが論理的に表現できるか、理解できるかというところに絞られているように感じる。でもそれは、決して具体的なものとは限らず、抽象的なものの場合も数多くある。だから難しい・・・
日々悩み続けることも鍛錬される上では大事なのですが、たまにはDVDをみて・・・
ということでもないのですが、前の会社の勉強会で見たNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を今の自分のバイブルにしています。
その中でアートディレクターという職業を見ることができるのですが、そこで重視されているのは表現するまでのプロセス。なぜそうなるのか、そうなったのかというところを突き詰めた上で求められているものを形にする。それがデザインしたものであり、デザイナーの仕事なのだろうと思えるようになりました。
なのでプロセスで悩んでる人にこのDVDはお勧めです。そしてなぜ彼の作るものが選ばれるのかがわかってくると思います、