しばらく壁に飾っていた輝度哀楽なのですが、遊舎工房のお苦しみ袋にあった48キーのマウントプレートが、輝度哀楽2台横繋ぎの状態で使えそうだったので、オーバーホールするとともに、キースイッチを外して、マウントする構成にアップデートすることにしました。
ひとまず、バラして、疎通確認
一部つかないところなどが出てきていたので、一旦バラして(キースイッチをはんだ吸い取り器を使ってはすして)からちゃんと全てLEDが点灯するようにハンダの付け直しをして疎通の確認をしました。
マウントプレートの縦幅が狭いことがわかる
写真のマウントプレートは上から1・2段目と3・4段目の間を削り取った状態で、右から4段目の上下を輝度哀楽に合わせて削ったもので、そのまま使おうとするとキースイッチがPCBの間隔に合わないため、削って横のマウントを確実に行うことで2台横繋ぎした際の強度を担保しようと考えました。
マウントプレートの上下にマステを貼って、その位置までヤスリで削り、実際にキースイッチをはめられるか試しているところの写真。
ある程度の数のキースッチをつけるとちゃんと固定されるようになることが確認できました。
半田付けを行う前に一度すべてのキースイッチをマウントしてみたところ、無事にできそうだったので、このあと半田付け前に一手間をかけます。
高輝度のマステをマウントプレート裏面に貼る加工
効果があるかはわからないものの、マウントプレート裏面に高輝度の銀色のマステを貼ってみました。
そして片側のキースイッチを半田付けした状態。
最初にはんだ付けしたときよりもマウントプレートがあることでキースイッチの並びが整頓されました。
横からもみて、高さが揃っているかなどを確認。
キースイッチ半田付け後の状態。
もう片方も同じく半田付けを行いました。
無事に形になりオーバーホールの完了
工程としては作る時よりもはんだ付けする箇所が少ないだけで、時間はかなりかかりました。
マウントプレートにキースイッチを嵌め込んで半田付けしてしまうと表側からPCBのネジ穴にアクセスできなくなるので、マウントプレートに取り付ける前にあらかじめPCBにスペーサーをねじ止めするのが何気に大事なところでした。
マウントプレートをつけた状態で完成して、左右上下が反転していて、キースイッチの設計上左右で傾きが多少異なるものの、48キーのオーソリニアキーボード兼LEDライトな輝度哀楽×2が無事完成しました。