COATED DESIGN GRAPHICS 蛇腹手帳

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今年もリリースされたCOATED DESIGN GRAPHICS のイヤープランナー|Year Planner|蛇腹手帳。その中で「Akzidenz」という表示をもつこの手帳。
Akzidenzといえば、「Akzidenz Grotesk」。このフォントはHelveticaをうむきっかけになった活版印刷時代、19世紀から使われているフォント。この名前を使う意図は、似たような手帳をさまざまなメーカーがリリースしている今だからこそ、COATED GmbHは基本に戻る。そんな信念にも似た思いがあるように感じました。
そしてこの手帳は、どこにでもよく使われている厚紙?を使っているのですが、そこに活版でタイポグラフィーを印刷。わかる人にはわかる。わからない人には単ににじんでいるように見えるこの方法も心に刺さった。
ということで、中身は以下を参照。今年はこの他にも表紙にバリエーションがあるようです。


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[追記] いまさら気づいたのですが、活版印刷されている「Akzidenz」の文字。実はAkzidenz Groteskではなく、どうやらHelvetica 85 Heavy ?を使っているようでした。
21世紀にAkzidenzを手に入れるのがやっぱり並大抵じゃないということなのだろうか・・・
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デザインのネタ帳 我、知行合一

昔は作ろうと思っていたのですが、今となっては過去の事。
一線で活躍している人のなかにはネタ帳をもっているのだろうか?
学生の頃はアイディアが枯渇する日を怖がっていたが、実際アイディアが枯渇する事はない。むしろ考えれば考えただけ出てくる。
アイディアは経験知と比例するのかもしれない。自分の表現の幅や今まで見てきたものが全て糧になる。
自分の場合、突然思いつく事はほとんどなく、考える時間を作り、その中で考える。
塗装して磨いて塗装して磨いてを繰り返すようにしていくと何かが際立ってくる。
それがコンセプトとなり、デザインに変わる。むしろ化ける。
というときもあれば、突然パッと浮かぶ事も・・・

名刺デザイン

名刺サンプル
チョコレートブランドをコンセプトに作った名刺。
某イラストレーター(某エンジェル)のために作ったものなのですが、そのまま名前や住所を出すわけには行かないので今回は自分の名前で。
サイズは欧米によくある51mm×89mm、紙はCopa sakura / 135kg で二つ折りにすることを前提に作っています。

何を今更といえない・・・「スクール オブ デザイン」

アイディアに。
納期すれすれで。
なぜしているのかと。
        困ったとき、手元にあると
少し癒されるかもしれないこの一冊
「スクール オブ デザイン」
今まで周りの人に見せてもらったり、本屋で立ち読みしたりしてみてもしっくり来なかったが、この師走の忙しい時期に読んでみると・・・
財布の紐が緩みました。
格言とグラフィックで構成されている本。
これを安いと見るか高いと見るかは別として
この本は目的をしっかりと果たせているのではないかと、作者の意図をしっかりと汲んで本屋に置かれているような、そんな一冊。

名刺のデザイン・・・ 『昨日ゆすられました』??

会社の名刺デザインが決まり、あとは入稿・・・
だけでは終わらず、師走の後半にもっと大きな仕事が待ち受けていました。
学生時代に買いあさった「FRAME」が役に立つ日が来るとは・・・・
とかなんとかいいつつ、任せてくれる会社と社長に感謝します。
週末引っかかってしまったのでバトンをコメントアウトで取り急ぎ・・・

ということでバトンの内容を知りたい方はソースをみてみてください。

名刺のデザイン

今、会社の名刺をデザインしています。
あの小さな紙一枚に大量の時間と紙をつぎ込み、作ったパターンは60種以上。
でも納得できず・・・
なのでお昼に本屋に行って名刺ワールドなる本を購入。
見ていると
電話=t
携帯電話=c
ファクリミリ=f
Website=w
Email=e
と略すのが最近のトレンド?らしい。
とりあえず、今週、来週は作った名刺の厚みが1cmを超えるまで・・・やります。
そして名刺の本に載せる・・・  無理かな。。。

いいデザインって

自分の中の「いいデザイン」が必ずいいものとは限らない。
だから奥が深く、正直難しい。
なんとなく作ったものが選ばれるときがあれば
何日も考えて作ったものが選ばれないこともある
しかし、やればやるほどかかる時間は短くなる。
どうすればいいものができるのか?
どうすればいいアイディアが浮かぶのか?
この「どうすれば」の部分を見出さない限りいいものがつくれるようにはなれない。
どうやったら見てくれるのか、買ってくれるのか?
ここに繋がるプロセスを導くためのアイディアは?
思い通り出すモノ出すモノ売れるのであれば苦労しない。でも大半のクリエイティブは思い通りにできることはない。
大学に入り、デザインとアートというものが身近になり、果たしてデザインとアートは同じなのか?境があるのか?別物なのか?を自問自答していた時期も過ぎ、自分はより商業デザイン、仕事としてデザインをするためのプロセスを踏めるようになった。
クライアントを納得させるのはデザインした見た目ではなく、デザインした成果物に行き着くまでのプロセスが論理的に表現できるか、理解できるかというところに絞られているように感じる。でもそれは、決して具体的なものとは限らず、抽象的なものの場合も数多くある。だから難しい・・・
日々悩み続けることも鍛錬される上では大事なのですが、たまにはDVDをみて・・・
ということでもないのですが、前の会社の勉強会で見たNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を今の自分のバイブルにしています。
その中でアートディレクターという職業を見ることができるのですが、そこで重視されているのは表現するまでのプロセス。なぜそうなるのか、そうなったのかというところを突き詰めた上で求められているものを形にする。それがデザインしたものであり、デザイナーの仕事なのだろうと思えるようになりました。
なのでプロセスで悩んでる人にこのDVDはお勧めです。そしてなぜ彼の作るものが選ばれるのかがわかってくると思います、

デザインノート

カラーチャートやR、角度からフォントサイズ、罫線の幅、黄金比、JIS規格の紙面サイズに紙の流れめ
これだけの内容がCOATEDのノートに書かれています。
果たしてこれはおしゃれなのかそれともデザイナー向けのノートということなのかは
想像の域を出ることはないですが仕事に役立ちそうです。
内容をみると紙面向けになっているのでWeb向けのカラーチャートやエレメンツが載っているといいのですが・・・
構成は月間カレンダー・フリーノート・ブロックノート・チャートなどの付録、レシートなどを入れられるクリアファイル。できればバイブルサイズリフィルで出してほしい内容。
写真は後日・・・