世界を変えるデザイン展(6月13日まで)と日本の課題

今日は@sunafと世界を変えるデザイン展
・水
・食料
・燃料
・医療
・住居
・移動
・教育
・交流
と行った視点で途上国と呼ばれるところで困っている人たちに先進国の知識や技術を用い、そして途上国でも作れる材料、そして彼ら自身が作れるように教育をする。この一連のモデル・プロダクトが展示されていました。
私たちの生活には直接関係ないかもしれないこれらのプロダクトは、今必要としている人が何億人もいる一方、私たち自身も地震などの災害で必要になるときがやがてでてくるプロダクトと言えるもの。LifeStrawはずっとほしいと思っていたり・・・
これらのプロダクトは、困っている人たちを助けるためだけにあるのではなく、自立を促すためのツールとして機能している。日本で言えば、戦後始まった予防接種や学校給食のように、ある種未来への投資と言えるもの。この展示会も、これらを必要としている人たちがいる事、こういった現実がある事をより多くの人に知ってもらうために開かれている。
ところが、興味がないのか、どうでもいいのか、たまたまなのか。。。団塊世代以上の方たちを見る事はありませんでした。
近くの美術館には行っても、こういった内容は。。。という事なのでしょうか?
このデザイン展を通じて、社会・企業、先進国・途上国のこれからのあり方、そして日本が持つ根源的な課題を見た気がしました。

名刺デザイン (cdbk.net CREATIVESのリニューアル)

名刺 201004design-01
新しいデザインの名刺がついに出来上がりました。
今回はブログやサイトのデザイン同様、表面には荒めのメッシュを入れています。
紙質は厚めで色は青くない真っ白な紙。
裏面にはロゴをあしらっています。
その他の名刺のデザインはcdbk.net CREATIVESにて掲載。
デザインの依頼も受け付けております。
名刺 201004design-02名刺 201004design-03名刺 201004design-04名刺 201004design-05名刺 201004design-06

「design&designer」

Paprika (Design & Designer)



CDジャケットサイズのアートブック、「design&designer」。
価格も定価はCDとほぼ同じ。
本屋にあるととりあえず、見たことのないものがあるかさがします。
もうすぐこのシリーズも100を超える。TaschenのIconシリーズの様に、比較的安く、しかも良質のデザインを知ることができる。
Amazonを検索してもなかなかシリーズで出て来ないので、検索キーをさがしてさがしやすいリンクを貼っておきます。
design&designer
掲載した写真のpaprikaはモダンなグラフィックやタイポグラフィーが特徴のデザイン会社。
日本にいても彼らのデザインを見ることはほぼないのですが、自分がネットで検索しても出て来ない、こういった一冊の本から始まるデザインもやはり大事。

「売れるデザインのしくみ」トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン

売れるデザインのしくみ -トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン
今日は昔勤めていた会社のOBの忘年会に行ってきたのですが、その前に寄った本屋で買った一冊の本
売れるデザインのしくみ -トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン-
ウジトモコ氏(@UJITOMO)著の本でブランドデザインをトーン・アンド・マナーを使ってどのように作って行くかというところがよくわかる一冊。まだ読み始めなのですが、学生の頃にやったマッピングやとてもわかりやすい図などで書かれているので、日々納期におわれて仕事をしているデザイナーには忘れてしまっているような要点をつかめたり、デザインを仕事にしていない営業企画等をしている人にはデザインの視点やあり方が見えてくるのではないでしょうか?
パッと見るだけでは書かれていることは当たり前かもしれないのですが、読み込むとふとしたところに、いろいろなヒントがあるそんな本。
でも新卒や学生でこれを読んでもきっとただ、流してしまいそう。流さない今でほんとよかった。

名刺のデザイン(過去)

最近、もらった名刺がファイルにはいりきらなくなってきたので新しいファイルに入れていたら自分の過去の名刺がいろいろ出てきたので一通り撮ってみました。

やっぱり学生時代にデザインしたものと最近デザインしたものは違う。テイストは? 何ともいえませんが、昔ほど遊ばなくなったような印象。
そろそろプライベートの名刺もリニューアルの時期でしょうか・・・
名刺のデザインに関する書籍
名刺デザインの制作依頼はcdbk.net CREATIVESにて

クオリアとデザイン

昨年末から再燃しているタイポグラフィーとモダニズム、それをいろいろ調べていると母が薦めてくれた「クオリア立国論」。自分はクオリアを言う言葉は知っていたものの、深く立ち入ろうとはしなかった。しかし、茂木健一郎氏そのものへの興味とこの本を読まなければならない現実でクオリアについて知ることになった。
脳が感じる質感≒クオリア それを軸にデザインを考えたとき、可視化できないものをデザインできるのではないか、
デザインとは秩序を作ること示すことという概念を次のステップに導けるのではないかと。。。

モダンデザイン・デザイン戦略

会社帰りに見つけた2冊。
ヒット商品のデザイン戦略を解剖する
ソフトバンクモバイルやゼロハリバートン、キリンビールのスパークリングホップはどうして注目を集め、ヒットを続けられるのか。そこにあるデザイン戦略をドキュメント形式で綴る一冊。
DESIGN=SOCIAL―デザインと社会とのつながり (DTPWORLD ARCHIVES)
DTPWORLDに掲載されていたものの再編集した一冊。グラフィックデザインをひとつの文化として捉え、企業とデザインの関係や手法、表現方法、歴史について書かれた一冊。実際の製品やグラフィックの写真などを交えて解説されている。
最近、技能ではなく、プロセスについて語られている本が多数でている。これは文化的に成熟してきた証拠であり、社会的に認知されつつあることを意味している。
しかし、未だにデザインに関わる仕事、人についてを一般の人はよく知らない。「見た目」だけを考え、かっこよいモノが作れれば出来ると思っている人もいる。クライアントや商品の本質を捉え、的確に必要な要素を見せるための設計を行うことを知らずにデザインは出来ない。
それにしてもGoogle Friend ConnectはIE7を嫌っているらしい・・・