便利になっていくWebとリテラシーの確保

このチカッパブログは、投稿時に従来の入力フォームのような書き込み欄を使って書き込むのですが、編集時は見た目がそのままの状態で文字をクリックすると入力した文字が編集に可能となるAjaxを使った使いやすいGUIを装備している。
同じようにプレビュー時とまったく同じデザインのページ上で編集できる、一種のWYSIWYG機能を備えたサイトが増え、便利になった一面はあるものの、「見た目」を先行するがゆえにセキュリティー面が追いついていない現状を指摘する人もいる昨今。一般的にWebが浸透してきた今だからこそ必要なものは何なのか考えることが増えてきました。
最近よく感じるのは、昔は教えてくれる人は周りにはおらず、自分で本片手にもしくは検索エンジンを使って血眼になって調べたりすることを普通にしていた(これはオタク?)のですが、最近は、教えてくれる人は周りにいる。運がよければ、わからないことを解決してくれる人がいるために、リテラシーを確保できずにWebを利用している人が増えているのではないかというところ。
そうなってしまうとテレビやラジオ、新聞などでは味わうことのできないインタラクティブな面がわからず、見るだけのWebになってしまう。
Webは基本的に文字情報によってすべてのコンテンツが仕分けられているのでキーとなる文字情報(たとえば、見出しやタブの要素)と検索方法が身についていれば、ほしい情報はほとんどの場合すぐに手に入る。しかし、自分から調べるもしくはWeb上で調べようとする意思表示を行わずして情報を手に入れられるがゆえに、自分で調べることができない人が増えているのではないかと最近思うようになってきた。
これが今後、どのような社会現象に発展してしまうのか… 私は危惧せざるえない。
これからはスキル+メディアリテラシーの時代。