2023年最初のキーボードは、Kbdfans D60 liteのHHKBタイプになりました。
KbdfansのHHKB配列ガスケットマウントが1.5万円を切っていた
上記の写真は最初の組み立てた直後の状態で、グレーのキーキャップを取り付けています。
色々な自作キーボードやカスタムキーボードを持っているものの、ガスケットマウントでロースタッガード、プラスティック筐体のキーボードを持っていなくて、ずっと65%サイズでファームウェアが汎用なQMK/VIA対応のものを探していたところ、アリエクのおすすめ商品にHHKB配列のKbdfans D60 liteがセールで1.5万以下になっていたので購入を決めました。
別途キーキャップやキースイッチは必要なものの、本体が1.5万円以下なのでAKKOのキースイッチセット2つで4500円程度、キーキャップセットは1万円以下(もっと安いものだとKeychron K2対応なども視野にはいると5千円以下)なので本物のカスタムキーボードが3万円せず、安く始められるところも魅力的です。
D60 lite HHKBの具体的なところ
グレーのキーキャップの次にレトロなアイボリーを基調としたキーキャップをつけた写真。
PCBとマウントプレートの間にはPCBのキースイッチとの間に挟まる非常に薄いフォームと、マウントプレートとの間に挟まるフォームが用意され、PCB裏にはソケットなどのホールが開いたフォームを装備、マスキングシートで貼り付けるようになっているので、反響が非常に少ないガスケットマウントのキーボードの仕上がりになっていました。
筐体がプラスティックでそれなりに強度があり、角が曲面なこともあり、FancyAlice66などのようなアクリル積層筐体打鍵時の響きなどはなく、キースイッチとキーキャップの相性や特徴が顕著に出るキーボードの印象があります。
手持ちのHHKB BTと比べると、ポリカーボネイトのマウントプレートのガスケットマウントでしなりがあるので、キースイッチの重さに関わらず、軽やかな打鍵になるとともに、ルブを行ったり、サイレントなキースイッチを使うことでかなり打鍵の静音化が見込め、フォームがふんだんに使われていることで反響音も非常に少ない構成になっているので、有線接続のみというネックはあるものの、同じデスクで使うならば、HHKBよりもこのKbdfans D60 liteのHHKBタイプを自分は選んでしまいます。
またKbdfansのキットで専用ケースが付属しているので、持ち出す場合も梱包に困ったりすることはないようになっています。
ファームウェアはQMK/VIA対応でアプリやJSONファイルを取得した上でremapなどを使ってキーマップの変更が可能なのでゲーミング用途などで自分の使いやすいレイアウトに変更が可能です。
同梱物や内容など
ダンボールに入った状態で届き、その中にビニール包装されたキーボードのケースがあり、開けるとフタ側にPCBやプレート、フォームなどが入り、本体はしっかりと型取られた収まりのいい状態でケースに収まっていました。
同梱物は、今回HHKBレイアウトなのですが、スタビライザーなどは60%サイズのPCBに準じた数が入っており、組み立て後、少し余る数量でした。
キットをそのまま組み上げてもよいのですが、スタビライザーは足の部分の出っ張っているところをアートナイフで切って平らにして干渉する箇所を減らしてグリスを塗ることで打鍵時の静音化をしています。
スタビライザーをフォームとともに設置してキーがちゃんと押せるのかをまずテスト、その後すべてのキースイッチを取り付けていきました。
キースイッチを取り付けたあと、ガスケットを取り付け。
上下にガスケットのシールになったものを設置するタイプが多いですが、今回はホールが開いたガスケットをプレートの差し込む部分に取り付けるタイプになっていて、シールのタイプのガスケットより取り付けが簡単になっていました。
具体的な組み立て方法は公式のYoutubeに一連の作業が動画になっているのでこちらを購入前に見てみるとわかりやすいです。
タイピング
今回はキースイッチをNovelKeys × Kailh Cream、キーキャップはAKKO Low-ASA Profile のにしました。
底打ちがそれほど強くなく、ポリカーボネイトのしなりとフォームのおかげでかなり反響も抑えられ、静音化されたキーボードということがわかりました。
今回は普通のリニア軸だったので次はEverglide Aqua Kingなど静かなキーキャップで印象が変わるか試してみたいと考えています。
まとめ
ライトグレーなどではなく本当に光沢のあるグレーのケースで、つけるキーキャップの色を選ぶのが難しいキーボードでしたが、いくつか試してみたところ、ピンク系のキーキャップが、彩度の有無と合間ってマッチしてくれました。
しばらくはこの色味で使ってみてまた、他のアイデアが浮かんだときは試してSNSなどにあげてみます。