iPhone 6 plus へのWeb最適化の解はないけれど

方向性としては、サイトの想定幅はほかの5インチオーバーのファブレットと同じ。
 
サイズが大きなスマートフォンの画面の問題は、ポートレイトレイアウトとランドスケープレイアウトで、ユーザー側の画面に対する使用目的が多少変わることがあること。
 
縦長と横長で機能面が変わる体験をしたことがある人はそれを期待して端末を横にすることがあり、その欲求に答えることがUXとして必然かどうか検討する余地が生まれていることを制作者は知っておく必要がある。
 
それらを踏まえるとiPhone 6 plusが出た今ではなく、ファブレットという言葉が浸透し始め、5インチサイズが各メーカーからリリースされ始めた1年半~ぐらいにはもう検討を進めないといけなかったかもしれない。
 
iOS端末は日本も世界も売れ筋はさほど変わらないけれど、Androidはまったく変わるのでそのあたりのリサーチや調整は必要。描画周りではIGZOを使ったディスプレイがほかのディスプレイとブラウザーレンダリング上で差異があるのでそのあたりのバグなどにも注意を払う必要がある。