転職後リアリズム

一冊の本を読んでいます。
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タイトルは「社長よりも偉いもの」
ビジネス書なのですが、フィクション。このたぐいの本はあまり現実味がないので読まないのですが、この本はささりました(笑)
フィクションなのにその内容はリアリズム。
自分は制作会社からコンサルティング会社に移り、営業職のプロセスを見ることができるようになったことで、今までの仕事間とは違うものを感じたり、自分は当たり前と思っていることが実はそうでなかったり、またその逆だったりといろいろ勉強させられることも多い今の仕事。
この本で語られている多くのことは、今ある会社、もっといえば混迷の中にいる会社が潜在的にもっているファクターを浮き彫りにしたように見えました。
新卒ではいった社員が3年で4割辞める時代。それは新卒の社員に原因があるのか、それとも会社に問題があるのか一様には言えないけれども、ほかの本では語られない、その原因を知ることができる・・・?。
今なお、採用というものに焦点を当てた仕事をしている自分もこの本の中で語られている新卒と同じような経験をしていたのかもしれない。明確な答えのないまま働き続けることほど辛いものはない。
そんな中で悩んでいる社会人(第2新卒?)、逆にどうすればいいのか、何が原因なのかあやふやなままにしている経営陣に一度は読んでもらいたい一冊。
リサーチ資料もいいが、たまにはこういった本も楽しい。
実はこの本、
ここでは語れない事実があります・・・
だからこそささりました(笑)

就職・転職活動

数年間、就職や転職に関する仕事に関わったり、実際に転職したりして気づいたこと、それはいい仕事に就く=大手大企業に行ける人になる=学歴を重視する教育を受けるという流れが自然に出来上がり、それが結果として早期退職者を産んでしまっているという事実。
中学、高校といい大学に入ることを目標に勉強に励む。その結果、大学入学後、就職活動に入るとき「自分はいったい何を目指していたんだろう、何がしたいんだろう」という悩みができる。そこで自分は何が得意なのか、どういう人なのか自己分析を行い、自分に向いている職を一生懸命探す。
本当であれば、自分のしたい仕事で大学を選び、就きたい職のための準備として大学生活を送れるのがもっとも理想的な流れではあるものの、所謂専門職といわれるもの以外の職は何を勉強すればいいのかすぐにわかることは少なく、結果的に就職活動前期に挫折してしまう人もいる。
それらを防ぐためには高校生活の間にしっかりとどんな仕事があるのか、職につきたいのか、もっというならば自己分析を高校生の間にしておくことも進路を選ぶ上で重要な要素になってくるのかもしれない。大学全入時代と言われているが、実のところ、大学を通っているだけではいい仕事をすることはできない。自分は何なのか、そして何ができるのか、何をしたいのかをよく考え、自分にあった職場と仕事を探す方法を身につけないと、自分にとって辛い社会人生活を送らなければならないかもしれない。
たとえばインターンシップで仕事を体験してみる。自分のしたい仕事と同じ業界や職種のアルバイトを経験してみるなど、学生時代から積極的に活動すればいろいろな経験を積むことができる。今が楽しいからこのままでと思わず、3年、5年先を見て行動することが、後々の自分を苦しめない方法になる。

転職という選択肢

台湾から帰る飛行機のなかで新聞を読んでいると転職に関する記事がいくつか書かれていた。
帰国後、電車の中には人材バンクや転職サイトの広告。
この数年、終身雇用制度以外にも選択肢があるなかで、人材紹介・派遣などの支援企業が軒並み凄まじい勢いで成長している。少子化などの波で新卒を採れない企業が中途を採用することで雇用を確保するという構図も一般化し、第二新卒という言葉が存在する日本でよりいっそうの雇用難という自体になったとき、政府はどのような政策を打ち出すのだろうか?
ドイツのように他国から労働者を受け入れるのか、それとも他に選択肢があるのか。
今は定年を先延ばしすることで確保できる枠も、いずれは消えてしまう(生きている上で永年というものは絶対的に存在しない)
人材紹介支援を行う企業は紹介し、契約が成立するとその人の年収の2割から3割のマージンをもらうことで成り立っている。そしてそのマージンの比率は年々増している。そのような中でこの10年で発展してきたWebという枠、転職サイトなどだけで安定した、確実な採用を確保できるのか? それともWebでの採用は単なる選択肢の一つに過ぎず、他の方法、もっと言えばWebのみに特化するというサービスは今度も生き続けていくことができるのか、私にはそこに疑問を感じる。

性格診断系+転職? チェキャラやキャラミル。

就職・転職の際のひとつの指標になるものから、
性格診断まで、いろんなものがありますが、
数10問の質問に受け答えるもので面白いものをピックアップしてみました。

タイプ別性格診断

http://www32.ocn.ne.jp/~emina/
性格を16種類のタイプに分け、質問によってどの性格なのかを診断するサイト
親になった場合、子供の場合など面白い視点で書かれています。

キャラミル

(登録必須)
http://www.charamil.com/
いまやバージョン2となり、会員間のコミュニケーションの場もあるキャラミル。
10つのタイプのウラゲノムと4つのタイプのオモテゲノムが出てきます。
私は「SMART」でした。

チェキャラ!

(登録必須)
http://www.jobengine.jp/info/chechara/
8つのタイプのキャラクターが出てきます。
キャラクターのタイプ名がユニークで職場での話題作りに一役かってくれるかも?
ユニークなタイプ名の内容はずばりな部分が多くそれもまた面白いです。
そして設定をするとチェキャラ!を運営しているジョブエンジンから
自分の診断結果にあった企業のリストがメールで送られてくるらしいです。
どれも違う視点で性格を診断してくれます。
この結果がすべてではないですが、友達との話題や職場でいつも話さない人と話すきっかけになってくれるのでは?
私はというと「シレトコ一本気刑事」キャラのイラストもおもしろいです。
チェキャラ!