cocot46 (v1)を無線化パーツとBLE micro proで無線化しました

aki27さんの小型トラックボールを搭載した自作キーボードキットのcocot46。

昨年末に無線化パーツセットが追加リリースされて、自分も購入したもののしばらく、BLE micro proの在庫がなかったのですが、一昨日、在庫が復活して購入、届いたので早速無線化をしました。

無線化に必要な詳細は販売ページBMP セットアップを参考にしてもらうとして、簡素なセットアップ方法と自分がつまづいしまったところについて、書き残しておきます。

基本的に必要なパーツの実装を終えた段階で、BLE micro pro をパソコンに繋ぎ、Chrome上からファームウェアの最新化などができれば、あとはパソコンに外部ストレージとして表示されるストレージに、cocot46向けのファイルをコピーして、ストレージが自動的に外れ、また取り込まれれば、使える状態で、あとはRemapなどでキーマップをセットすればすぐ使えます。

自分はコマンドを書いて、データのコピーなどもっと手の込んだことをしないといけないと思い、色々試行錯誤したものの、結局上記のみで使える状態になったというところがつまづきと学びでした。React始めるより簡単。そして感謝。

bluetoothデバイスとしてMacがなかなか一覧に表示してくれなかったところは一度パソコンのbluetoothをOFF→ONにすると解決。

キーマップ自体はそれまでRemapで使っていたものをセーブしておき、それを使用、また接続時に認識させやすくするために、キーマップに「BLE_EN」、「AD_WO_L」を追加して無線接続時に対応するようにしました。(参考サイト:ATTACK25をBluetooth化)

ロータリーエンコーダの設定は以下のようにしています。(変更したところを太字で表示)

{"encoder":
{"enabled":1,
"definition":[
{"pin":[7,8],"step":1,"action":[["KC_PGDN","KC_PGUP"], ["KC_PGDN","KC_PGUP"], ["KC_PGDN","KC_PGUP"], ["KC_NO","KC_NO"], ["KC_NO","KC_NO"]]}
]}}

デフォルトの状態から”enabled”は1で有効、レイヤー毎のキーアサインは“action”内の配列前半3項目の変更をしました。

cocot46の無線化はキットの電源が単三アルカリ電池を前提としていて、通常のボタン電池使用と違い、コンビニやスーパーなどで簡単に手に入る電池で使えるので非常に導入しやすいです。

これを機会に他の自作キーボードも無線化してみたくなりました。

この記事は無線化、そしてミドルプレートにシリコンシートを敷き、キースイッチはアクキンにしたcocot46で書きました。

癖になりそうです。