cocot46plus / 34mmトラックボール対応メカニカルキーボード

34mmトラックボール搭載の分割型メカニカルキーボードのKeyball61に続いて、小型トラックボールを搭載したcocot46がオプションパーツで25mmと34mmトラックボールに対応したcocot46plusが発売されたので、購入・組み立ててみました。

小型トラックボールから34mm、25mmトラックボール対応へ

7mmオプティカルトラックボールモジュールが終売となり、34mmと25mmのトラックボールに対応したキーボードに進化したcocot46plus。

トラックボールに加えて、トップ上部にOLEDの表示も追加され、トラックボールの設定などが表示できるようになりました。

トラックボール自体は34mmは市販品も多いので比較的選びやすく、25mmはミニチュアなビリヤードのボールやビー玉など、球形の玩具などでサイズが対応していると使うことができますが、 25mm サイズのトラックボールのサイズが大きい場合があるのでその場合はトップハウジングの下にシムなどを挟んで高さを調整しないとボールが固定されてしまう時があります。

トラックボール自体の滑りはセンサーの感度はチューブタイプのスーパールブを使うと改善されることがあり、またaki47さんに教えてもらったボナンザというコーティング剤を使うと滑りが良くなります。

サイズはcocot46とほぼ同じ

サイズは cocot46とほぼ同じ(cocot46-lpは少し小さい)で、運指などもほぼ変わらないので移行はスムーズにできました。

高さはトラックボールのサイズ分、高くなってしまうので、低いプロファイルのキーキャップでは、34mmの時、ちょっと真ん中に目がいってしまうような見た目のバランスになってしまいますが、市販のトラックボールが手に入りやすいので操作感を求めるなら、25mmよりも34mmがおすすめです。

ただ、見た目を重視するのであれば25mmのほうがバランスがよく、25mmのトラックボールの入手性がネックになりますが、おすすめで25mmサイズのミニチュアなビリヤードボールが一応使えます(がサイズが少し大きいものはカバーを止めると完全にロックされてしまうのでシムなどで空間確保が必要)

PORONシートを試してみました

cocot46のときは、シリコンシートをカットして使ったのですが、今回はPORONシートを使ってみました。

柔軟で厚みがあるのでカットがなかなかうまくいかなかったので、次回はマスキングシートを両面に貼ってカットしてみたいと思っています。

効果は最初からつけてしまっているのであまりわからないのですが、シリコンシートの時よりも反響が重くならず、軽めで反響が少し抑えられ、バックプレートのアクリルの反響がわかるぐらいの打鍵音になりました。

今後期待したいこと

一番期待したいのは無線化 (BLE Pro Micro)。

cocot46は単3電池だったのですが、plusはどんな形で追加されるのか、光学式センサーのトラックボール内蔵の自作キーボードで実現できると世界で見てもかなり珍しいはずなので期待したいところ。

また、cocot46同様にアクリルプレートが遊舎工房で購入orカット用のデータが公開されて、発注できるとEverglide Aqua Kingとアクリル積層のすごくいい打鍵が実現できるので待ち遠しいところです。