手頃でいいキーボードを探していて幾つか気になったものの中でTwitterで少しアンケートを取って一応1番になったキーボード、FancyAlice66を実際に購入してみたのでレビューをしてみます。
価格で想定していたよりもしっかりした内容
ボトムプレートはクリアのアクリル、サイドのアクリルは半透明で積層、PCBとマウントプレートの間には薄いシートとちゃんとカットされたPORONシートがつけられるようになっていて、打鍵や反響対策もしっかりしていました。
そして、組み立て時に使用するネジ類も簡素で独特な形の木製品などで打ち込んで使うようなスペーサーで全体を固定し、マウントプレートとサイドをガスケットマウントで固定するというしっかりとした構造でした。
実際に組み立て横から見るとWhiteFrostedの場合は少し透けて、ガスケットが少し目立つものの、きれいにみえます。
今回はAKKO ASA Clearキーキャップを使ったのでしっかりキーキャップまで光ってちょっと激しいライティングになりました。
組み立て時の注意点
一旦ネジを外して外した順番に組み直すところ自体はそれほど難しくないのですが、一番気をつけてほしいところは、スタビライザーのおさまるマウントプレートのホールサイズがギリギリなのでMEKANISKのスタビライザーなど少し大きなサイズのものは周りを削って調整する必要がありました。
そして、マウントプレートはプラスティック製で鋭利なもので指向性のあるカットなどの力が加わると割れやすいので、できればTecSeeなどサイズ自体は変わらないスタビライザーがおすすめです。
またスタビライザーをつける際に、簡易でキースイッチとキーキャップもつけてみてその場で打鍵してスムーズか確認しておくと、実装後打鍵したらキーの戻りが遅い、浅いといった不具合を見つけてまた、組み直すといった手間を減らすことができます。
タイピング
打鍵はアクリル積層ガスケットマウントの長所とASAプロファイルのキーキャップ、キースイッチはEverglide Aqua Kingにしているので静かで軽やかになりました。
QMK・ファームウェア周りについて
AliExpressの商品ページなどに詳細がなかったのでストアの人にチャットで聞いたところ、GithubのリンクとQMKの圧縮ファイルのクラウドドライブの場所を教えてもらえました。
自分の場合はvia用のjsonファイルをremapで読み込み、remap上でキーマップを変更しました。
キーマップ
キーマップはまだ試行錯誤中なのですが60%キーボードの時と同様に40%キーボードの時のレイヤーを意識してアサインしたキーマップにしています。