きっかけはMacでHHKBが使えるのがわかり、最初に購入したHHKB BTの日本語配列で、その後、ロープロファイルのメカニカルや光学式のメカニカルなどを経て、自作キーボードを去年から20台以上色々組み立て、使ってきたのちに、Keychron K2を購入、静音化して使い・・・といろいろなキーボードを使って、結局どれなのかということを自分のケースでまとめてみました。
目次
HHKB BTのデメリットが他のメカニカルキーボードを使うきっかけになった
2020年の初めにコロナ禍でせっかくだからいいキーボードをと思って購入したHHKBは、1年ほどメインで活躍してくれた静電容量のメカニカルキーボードでそれはそれで満足していました。
使い始めてから、メカニカルキーボードにはどんな種類があるのか、Macで純正以外のキーボードを使うにはどうすればいいのかと考えていると、自分好みの色や形のキーボードを使いたいというふうに(見た目重視+使いごごちで)考えるようになり、その結果、今のように自作キーボードを使うようになってしまいました。
自分が買ったHHKBは日本語配列で少し打鍵時の音や無線のみでしか使えないところが気になり、そこからYoutubeで動画を見たりして、英語配列必須であるところだったり、もっと静かだったり、軽やかな打鍵をチューニングすることで得られるメカニカルキーボードがあることを知ることになりました。
静音性と打鍵、使いやすさを追求するならカスタムキーボードか自作キーボード
HHKBのあといくつか市販のメカニカルキーボードを使っていたのですが、どれもキーボード内部の共振や鳴りがうるさかったり、プラスティックや金属音が耳に触るところが気になってしまい、より静かなキースイッチやかっこいいキーキャップなどをつけ、よりオリジナリティの高いレイアウトや配列のものが豊富にある自作キーボードを選ぶようになりました。
市販のキーボードとカスタムキーボードや自作キーボードなどとの一番の違いは、分解することを想定して設計されているところで、筐体内のプレート間の間にPORONシートやシリコンシートを敷いたり、気分でキーキャップやキースイッチを変えたりして、自分のキーボードに仕上げられるメリットがあり、素材もプラスティックやアルミ合金、アクリルなどさまざまなものがあるところです。
実際、本体とキースイッチ、キーキャップが別売りだったり、組み立てや半田付けが必要だったりするものが多く、時間と金額が多少嵩むところがあるものの、自分の使い易い組み合わせと探求できたり、気に入った仕様で修理・交換を行いつつ長期にわたって使用できるカスタムキーボードや自作キーボードのメリットは大きいです。
Keychron K2は予想以上に手をかければよくなるキーボードだった
最初は半信半疑で、キーレイアウトもキーボード側で変えられないなど不満もあったのですが、人気なキーボードなので試しにKeychron K2/V2 non-backlightを買い、静音性といい打鍵を得るために改造してええみたところ、数万円するようなカスタムキーボード同様の打鍵が得られ、そして技的を通っているので無線でも使えるという、特に異論の出ないとてもいいキーボードであることがわかりました。
自作キーボードでは定番のキーマップの変更やレイヤー、マクロの使い分けがK2などではできないところが難点ではあるものの、静音化して、好みのキーキャップ、キー=スイッチを使えるのであれば、このコストパフォーマンスは見逃せません。
結局は、自作キーボードとカスタムキーボードを使う
結論から言ってしまうと、自分の使いやすいキーボードを探すと自作キーボードに行きつき、良い打鍵音を手をかけずに突き詰めるとカスタムキーボードに行き着いてしまうので市販の量産キーボードでは得られないバリューをとるか、そこそこのキーボードを打って満足できるかに尽きるのではないかと考えています。
自分は色々触ったり、組み立てたり、時にはCADデータを自ら発注して気に入った色のプレートを手に入れてみたりしながら、用途や使う場所に応じてキーボードを変えたり、スペックを変更したりして使うことを普通にしてしまっているので、既製品でなければ使用できない職場環境などでない限りはこれからも自作キーボードとカスタムキーボードをメインに使って行くことになりそうです。