ロースタッガード40%キーボードのAKKO ACR TOP 40をレビュー

POSEIDON40 / Trident40は自分の中で最高な打鍵であるものの、重いので持ち運びが辛いので同じサイズのプラスティックな筐体で同じくキースイッチやキーキャップがつかないガスケットマウントのベアボーンキットでHHKBレイアウトではない、AKKO ACR TOP 40をセールや割引を使って1万円以下にできたので購入したのでレビューしてみます。

キーキャップの選択が難しいロースタッガード40%は健在

行ってしまうと2022 年後半からAKKOでリリースされているMDAプロファイルの150キー以上あるシリーズ以外は単一のキーキャップセットでは賄うのが難しいレイアウトです。

TABキーが1.25u、バックスペースキーは1.75u、ENTERキーは1.5uなど、40%レイアウトに特化したセットがあるキーキャップシリーズでないと思い通りのキーで組めないので、キーキャップは検討に検討を重ねた方がよいです。

キースイッチ、キーキャップの取り付けは、ボトムプレートを外して行うのが無難

ケースに全て装着した状態でキースイッチ、キーキャップを取り付けられそうなのですが、ガスケットマウントでプレートなどがたわむため、ボトムプレートを六角レンチなどでネジを取り、ボトムプレートにあるドーダーボードに繋がったコードコネクターをPCB側から取り外した上で、キースイッチを取り付けるとしっかり嵌めやすくなります。

今回はキースイッチをEverglide Aqua King 67g、キーキャップをAKKO MDAプロファイルのWoBとOlivia、BoWの余っているキーキャップで構成しました。

ファームウェア・キーマップ周りの設定・調整

MacでQMKが使いたかったのでサポートページを見たりして通常のWebのQMK Configuratorでキーマップの設定、ファームウェアのコンパイル、PCBに使われているマイコンが通常版では対応していないのでベータ版のQMK Toolboxを使って本体の設定変更を行いました。

キーがちゃんと動いているかはAKKOの公式サイトからキーマップのJSONをダウンロードして、usevia.appでテストしました。

打鍵などの雑感

ガスケットマウントでPCBとマウントプレート間などにシリコンシートなどがしっかり敷かれているので反響が少なく、手持ちで近い打鍵となるとKBDFans D60liteやGRIN Type-RのPORONシートを使った状態が近いかなという印象で静音生と打鍵感がかなりよいキーボードです。

40%レイアウトでキーのアサインに制限が出てしまうので、QMKなどによるカスタマウイズがほぼ必須で、MacユーザーがHHKBからいきなりなどとなると少しハードルは高い製品ですが、ファームウェアの書き換えや更新に慣れている人であればコスパの高いアクリル筐体のベアボーンキットです。

タイピング動画(準備中)

タイピング動画はVORTEXのキーボードが来てからまとめて録ろうと考えています。
キースイッチを思案中