11月~来年年始・・・

10月にIEの英語版、そしてFireFoxの2.0がリリースされ、メジャーブラウザはXHTMLとCSSのWeb標準に準拠しつつある。
まだIE7.0の日本語版がリリースされていないので、今後のWeb業界の動向が年末年始にかけて見所なのですが、果たしてWeb標準の流れをどれだけのホスト・クライアントが受け入れるのか気になるところですが、世の中の風潮としてはWeb標準が当たり前になりつつあり、いまだ「テーブル組み」のWeb制作者(業者)は向かい風にあたっている状態。それを反映してか、先ごろ出ているHTML関連のリファレンス本の多くは軒並みWeb標準をはじめる入門書からさらに高度なテクニックを使ったものへと移り変わってきています。
シンプルなソースとダイナミックなデザインを兼ね備えたサイトが増える中、ブラウザのアップデートでテーブル組みが消えるのは既に秒読み?
以前はただレイアウトどおりにコーディング(オペレーション)→できたソース
だったイメージが今では
デザインを踏襲した上で論理構造化されたソース+CSS→できたソース
の現実にXHTMLの勉強をしておいてよかったと思うこのごろ。
構成をHTMLに起こす際、Web標準を軸に考えると構成要素はすべて順列がつけられている必要がでてくる。たとえばH1はページ内に原則1つ、段落はPなど要素によってタグを使い分ける。
Pは連なってもH2は決して連ならないなどルールがいろいろある。
しかしこれは文章として当たり前のルールであって、特殊なルールではない。
もっと言えば編集者やライターでもタグ付けはできる(MS Wordで見出しやリストを入れていくようなもの)。その先のデザインはデザイナーがするとして、HTMLの構造を理解することはWeb業界で仕事をするにおいては必須条件になっていくのかもしれない。
となると中学や高校の技術や情報の授業でHTML言語の教科書を読む日もそう遠くない?!