ロングテイル

技術的な側面以上に、経済的利益に期待を寄せている人もいる。
しかし、GoogleやAmazonのビジネスモデルを真似したところで成功する可能性の余地があるとは思えない。
誰も始めていないサービスを先駆者としてはじめることで新たなビジネスモデルを産んでいるように見える。
それは、大衆をより多く巻き込んでいくのではなく、ニーズと需要がかみ合っていない場所を探し、サービスを展開することを意味している。
今までのような方法論を擦り付けた所で、それはサービスとして成り立つことはなく、インターネット上ではパレートの法則が成り立たないことを教えようとしているのかもしれない。
「ロングテイル」
資本主義ではなかなか手のつけ難い場所。
しかしそれは、確実にキーとなる場所でもある。
ユーザーの選択肢を増やすのか、それとも選択肢の少ないところへユーザーを呼び寄せるのか…
無限という名の基にある有限の価値を見出せなければきっと「成功」はない。