Xmod+iPod

Mp3などの圧縮された音源データを補正し、出力してくれるXmod。
従来の外付けUSBサウンドボードという位置づけではなく、ACアダプターから電源供給を行うことで他のオーディオ機器と接続しても使えるツールになっている。
それをあえてACアダプターを使わず、iPod+Xmod・バッテリー接続で使うことはできないかと考えていたところ、いい物を見つけました。
それはFILCO(ダイアテック社)のPowerBank slim
iPodやゲーム機器、携帯電話向けのUSBで電源供給を行う機器向けの予備バッテリー。
バッテリーの出力端子がUSBとなっており、接続ケーブルさえあれば、他の機器へ電源供給を行うことができます。
とはいえ、正式サポートを行っているわけではないので製品説明に記載されていない機器での使用は自己責任で行ってください。
Xmodとの接続ですが、PCなどでUSB接続をすると入力されたデータはすべてUSBで接続先へ出力されてしまいます。ところが電源のみサポートしている機器との接続の場合は、ちゃんと入力されたデータを処理後ヘッドホンORステレオ出力の端子から出力してくれるので問題なく使うことができました。
iPodとの相性もなかなかのもの。Creative社のZen Xtraとの相性は抜群でした(笑)
電源がコンセントからではないのでノイズ面で多少有利になるかもしれませんが、なにより場所を選ばず使うことができるようになるのがメリット。
しかし、Xmodを携帯するとなるとケーブルが邪魔になったりコントロール部がむき出しで制御に手間取ったりすることは必須。旅先の部屋や飛行機の中など使用する場所は限定されてしまうのが現実かもしれないです。
PowerBank slim、コンセントにつなげるアダプターと各種ケーブルが付属しているので、PC、コンセントのどちらからでも充電を行うことができます。
値段は5000円前後してしまうものの、携帯やポータブル機器の予備バッテリーとしてもお勧めです。