模倣やマニュアルでは根本は変わらない。

最近、活字を欲しているのか本をよく読み、著名なブログを読みあさる毎日。恐慌の中、これからどうなっていくのか、もしくはどうなってしまっているのかを模索し、自分が次何をすればいいのかを考える。
すると、今まではどこかもしくは誰かの真似や同じマニュアル、ノウハウを当て込んで使えたものが、ある時期を過ぎると全く使えないものになることがわかる。
それには理由がある。誰かが成功した事例においてもその「誰か」と全く同じ状況でない限り同じ効果は得られず、逆に自分たちの特性が主因でこれでいけると思っていたものが崩れていく。「彼らがそうだったように、私たちも同じだろう」ではなく、「彼らはそうだった、けれども私たちはこうあるべきだ。だから・・・」でない限り、失墜する要因は消えない。
人はオリジナルを模倣することで一つの安定感を手に入れる。あたかもこれでうまくいくという錯覚がそうさせる。
しかし、結局は自身も自分というオリジナルを作り上げない限り、模倣は偽りと化し、崩れていく。
ゴーストはささやく。