自作キーボードをキットのGK96XSから始めてみる

今まで市販のキースイッチなどが交換できるものを使っていたのですが、自作もしたいのでまずは、PCBとケースがセットになっているキットからと、EPOMAKERが販売しているシリーズのGK96XSとGK61XSの2種類をそれぞれ注文してGK96XSが届いたので組み上げてみました。


SkyloongブランドのGK96XS。
箱のデザインもブランド共通のものでした。
そして、箱自体は荒い扱いでどこかが崩れている仕様なのは大体同じ。

箱を開けた中のキーボードキット本体。
レイアウトはGK64シリーズにテンキー、上部ファンクションつけたようなレイアウトでスペースキーのところは付け替えることで3ボタンに変更可能。
細かいキーアサインの変更やRGBバックライトの設定なども共通のアプリで設定できました。

GKシリーズ共通で便利でした(表示はアプリも添付の説明書も英語と中国語)

PCBなどを取った状態のところに薄いスポンジシートを追加して、打鍵時の共振を抑える対応。


今回使ったキーキャップはKBDFANSのNP ELECTRONIC GAME KEYCAPS SETでキースイッチは60%レイアウトの箇所はGateron silent white、そのほかはFeker like holy pandaで組み上げてみました。

Gateron silent whiteはルブすると打鍵音がほぼ消えて、すごく軽いタッチになります。Feker like holy pandaの打鍵感は好きなのですが、長時間仕事でとなると疲れてしまうのでひとまずはテンキーなどにしています。

本体の裏側はスタンドが2段階でSKシリーズでは電源ボタンがあったのですが、GKシリーズではfnキー+「`」長押しで電源でした。

数時間使ってみた使い心地は至って普通のメカニカルキーボードという感じでSkyloongの他の一般的なレイアウトのキーボードと変わらずで使いやすいです。

このGK96XSは、海外製のメカニカルキーボードはほとんどテンキーを外した80%や60%、もしくは通需要のフルレイアウトが多い中、テンキー付きで幅のスマートなキーボードになっているので、テンキーが必要な場合も少しスペースに余裕ができる状態で使え、キーキャップやキースイッチをまともなもので揃えると値が張ってしまいまずが、とても使い心地の良いキーボードなのでおすすめです。

ただ、適正価格で販売されているところが実質AliExpressだけのような状態なので販売元のレビューやほかの取扱商品を見て購入先を判断するのがよさそうでした。
購入→到着までは約2週間ほどでした。
今出荷待ちのGK61XSのギーグな半透明版は生産が追い付いていないらしく、もしかすると半導体枯渇の影響も受けているのかも知れず、今のうちに精密機器、電子機器で今年買い替えなど考えているものは早めに検討始めてしまったほうがいいかもしれません。