HHKB配列の薄型メカニカルキーボード 、7sKBのキットを無線対応で組みました

自作キーボードの入門として、HHKBでは打鍵がイマイチという人にも勧めたい、7sProと同じレイアウトでchoc v1 キースイッチ対応の7sKBにホワイトのトッププレートのオプションが出たのをきっかけに、サリチル酸のboothから購入して組み立ててみました。
サリチル酸の7skbビルドガイドはこちら

今年に入ってからcocot46-lpやkagura42などchoc v1キースイッチに対応しているキーボードを組み立てていたので、一般的なロースタッカードプロファイルのキーボードでApple Magic Keyboardの置き換えができるようなキーボードが欲しかったのでいい機会になりました。

普通に作っても物足りなくなるので、今回もBLE Micro Proを使って無線化、Choc v1のキースイッチは標準なRedのスプリングを50gのものに変更してルブをしたものを使いました。

組み上げる時はキーキャップを少し表面を磨いたMBKの真っ白のものにしていたのですが、無刻印でミスタイプが増えてしまうのでひとまず、kagura42につけていたLegendの刻印があるものを置き換え、キーマップの調整など含めてしばらく刻印ありの状態で使おうと考えています。

普段40%レイアウトを多用した結果のキーマップ

キーマップは7sProではHHKBをベースにしたレイアウトにしていたのですが、今回はHHKB配列をベースに40%キーボードのレイヤーアサインを追加して、レイヤーを多用できる状態にしました。

chocのキーキャップ選択に一難あり

choc v1に対応したキーキャップセットは通常、1キー幅で構成されたもののため、1.5u以上のサイズのキーが無刻印で既存は2タイプで数色だけのため、デザイン上制約が出てきます。
詳しくはサリチル酸の「『7sKB』『7sPro』に適合するキーキャップの話」が参考になります。

私の場合は遊舎工房などで購入できるMBKのキーセット+無刻印のキー5つで一通り網羅できました。

手持ちの他のchocキースイッチのキーボードとの比較

手持ちのCorne Chocolateやcocot46-lpと並べてみたサイズ比較。
サイズは見たままのサイズ感で7sKBはチルドアップした少し傾斜している状態なので手前は一番低く、奥側は他とほぼ同じ高さとなって、パームレストなどはいらないかもしれないです。

今までに無線化した自作キーボード

今のところ2シリーズ3台を無線化して、今回の7skbを含めると4台。うちcocot46は外部ストレージ禁止の環境でも使えるように一旦無線機能をとり、今回の7skbはQMK Configurator for BLE Micro ProとRemapからアップデート可能なため、マスストレージ機能を切っています。

cocot46、cocot46-lp

無線化キットが用意されていて、最初は二つともBLE Micro Proで無線化していたのですが、今はcocot46-lpのみを無線化しています。こちらはQMK Configurator for BLE Micro Proに非対応のため、マスストレージを許可していて、アップデートなどはマスストレージかCUIを通して行っています。

elephant42

無線化キットなどはないのですが、アクリル積層で打鍵が心地いいので設計で参考にしたとされるClaw44用の設定をベースに構築して無線で動くようにしています。

こちらもQMK Configurator for BLE Micro Proに非対応のため、Remapが使える状態までの設定をマスストレージ上のファイルの編集で行いました。

組み立て後の感想

キーに印字さえあれば、違和感なく普通に使えるキーボードで、chocの自作キーボードを初めてみたい人や既存のMX/Cherry軸では少し高さがあって辛い人におすすめできるキーボードです。

もうちょっとタイピングに慣れて、何か仕様を変えたりしたときに記事にしたいと考えています。