世界を変えるデザイン展(6月13日まで)と日本の課題

今日は@sunafと世界を変えるデザイン展
・水
・食料
・燃料
・医療
・住居
・移動
・教育
・交流
と行った視点で途上国と呼ばれるところで困っている人たちに先進国の知識や技術を用い、そして途上国でも作れる材料、そして彼ら自身が作れるように教育をする。この一連のモデル・プロダクトが展示されていました。
私たちの生活には直接関係ないかもしれないこれらのプロダクトは、今必要としている人が何億人もいる一方、私たち自身も地震などの災害で必要になるときがやがてでてくるプロダクトと言えるもの。LifeStrawはずっとほしいと思っていたり・・・
これらのプロダクトは、困っている人たちを助けるためだけにあるのではなく、自立を促すためのツールとして機能している。日本で言えば、戦後始まった予防接種や学校給食のように、ある種未来への投資と言えるもの。この展示会も、これらを必要としている人たちがいる事、こういった現実がある事をより多くの人に知ってもらうために開かれている。
ところが、興味がないのか、どうでもいいのか、たまたまなのか。。。団塊世代以上の方たちを見る事はありませんでした。
近くの美術館には行っても、こういった内容は。。。という事なのでしょうか?
このデザイン展を通じて、社会・企業、先進国・途上国のこれからのあり方、そして日本が持つ根源的な課題を見た気がしました。

ツイッター 140文字が世界を変える (マイコミ新書)


最近なんか流行ってるTwitter(ツイッター)。
ツイッターって?ひとりでつぶやいて何が面白いの?
みんなどうしてそんなに飛びつくの?
という人にぜひ「ツイッター140文字が世界を変える」を。
なぜハマるのか、どうすれば有効に活用できるか、といったところをB to C、C to C両方の側面から事例などを通して書かれている。Web2.0?だからといってHow toやTipsに偏りすぎず、そこはやはり「新書」としての面白みが伝わる作り。
内容全般的にはWebを全く使わない人には少しわからない言葉などがでてくるかもしれないですが、読みやすい一冊。
個人的には5年後ぐらいにTwitterがどうなっているか、無くなっていても存在していても読み返してみたい。
http://twitter.com/cdbk

世界で一番視聴率の高い番組

になったであろう(なっている)オバマ大統領就任式の映像。
0時前からCNNで見ているのですが、これから世界は劇的に変わるのか、どうかはわかりませんが、一人一人が彼に共感し、意思を汲み取り行動に移さない限りは、何も変わらないだろうということだけはわかる。
どんなにいいことを伝えても、いい政策を考えても、実際に行動するべき人が行動しなかったり、誰かに任せるだけで自分は今のままでいいという人がいる限りはなかなか変わることはできない。人は変化を求めるが、自ら変化をすることは拒む。
今CNNで流れている映像とウォール街、そして永田町にいる人たちの意識の違いが、それぞれがやり遂げようとしている意思の差として、そして結果として出てくることを考えると、茶番を続ける人たちの意思は、その場がやり過ごせるだけの技量しか持ち合わせていないのかもしれない。

「A tribute to Typography 〜ヘルベチカの過去・現在・未来」/ Helvetica 〜世界を魅了する書体〜

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今日は原宿のラフォーレへ
Helvetica project
「A tribute to Typography 〜ヘルベチカの過去・現在・未来」
そして
ヘルベチカ ~世界を魅了する書
の上映を
を見に行ってきました。
Helveticaを使用している商品やロゴ、活字の展示とともに24日に発売されたDVDの上映が行われました。
ヘルベチカ ~世界を魅了する書
どうしてHelveticaは様々なところで使われてきているのか、デザイナーは選ぶのか、モダニズムやタイポグラフィーそしてデザインの観点から50年にわたり多く使われ続けている理由がよくわかると同時に、さまざまな世代のタイポグラフィーやHelveticaへの観点違いが見て取れる作品です。
上の写真は、会場でもらった活版印刷されたHelvetica
それぞれの活字の字間はデフォルト。
パソコンで文字を並べるようになってからは字間の取り方をそれほど意識している人はいない・・・
そんな印象も持ちました。

Helvetica

それにしてもHelveticaを指定しても勝手にArialになるWindowsはどうにかならないものか・・・