見世物とマスコミと

初公判の開始とともにマスコミは堀江氏を表舞台へと押し上げた。
朝も夜も一部を除いて彼のニュースで持ちきり。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=82441&media_id=4
海外メディアには「見世物」と言われる始末。
重要なニュースは専門チャンネルで見ろということなのか、
それともなんとしても話題性を重視して視聴率をとりたいのか
真意はよくわからないが、この状態を続け、政治離れなどと騒がれても困る。
自分自身が配信している情報が世論にどのような影響を与えるのかをわからず、
情報配信しているように見える。
その点を考えると時系列で更新され続けるネットのニュースはユーザー側がどの情報が
重要なのかを取捨選択できる仕組みが自然と成立できるいいメディアなのかもしれない。
逆を言えば、一方的に情報を配信するテレビ・紙面媒体には、報道する上での表現の自由以上に
報道内容に対する責務が必要なのではないだろうか?
本当に重要とされている情報を流さないニュース番組を
本当にニュースを見たいと思っている人が見るのだろうか?
視聴率が取れないとキャスティングに問題があるようにいわれるが、
それ以上に企画が甘いのではないだろうか?
大衆へ向けてということも一理あるが、その場だけのユーザーを増やしても
本質はつかめないので、結果的には見る人が減るという構図が出来ているのではないだろうか?
ちなみに私の情報源はネット6割、テレビ2割、クチコミ2割。
お勧めは日経CNBC,CNET,時事通信,ASAHI.COM。これらをすべて見た上で判断。
今の時代、1サイト、1番組では内容を信用できない…