NICEHCKのオリジナルネットストア開設記念で販売開始されたSnowWingsを購入したのでレビュー記事をまとめました。
AliExpressやオリジナルのストアで販売され、7N単結晶銅・銀メッキをさらに金メッキしたケーブルということで何か音が大きく変わるのかと思っていたのですが、6N単結晶銅のケーブルに近い印象で、付属ケーブルからのステップアップにもよさそうな、コストパフォーマンスの高いケーブルでした。
手持ちで似ている傾向のケーブル
Tripowin Alteaと聴き比べるとあまり差が感じ取れず、SnowWingsのほうが音場が少し広く、そして繊細で音一つ一つがわかりやすい傾向がある印象でした。
JSHiFi-Mercuryの場合もあまり差は感じず、SnowWingsのほうが音の広がりがわずかに広く感じるところはあるのですが、グラフェンを使っているからかJSHiFi-Mercuryのほうが音の立ち上がりはいい印象でした。
イヤホンとの相性
手持ちのイヤホンをFiiO Q3(2021)を使って聴いた印象を箇条書きで簡単にまとめてみました。
- NICEHCK NX7 MK4はOK、 MK3が少し高音域のサー音系が強い印象
- NICEHCK F1 PRO安定した聴き心地で分離感もよい印象
- TRN VX Pro+ 音場が周りに広がっている印象で心地いい
- KZ AS16 PRO X 綺麗になるので少し軽い印象でベースが欲しい場合はポタアンのベースブースト機能が役に立ってくれます。
- Kiwi Ears Quintet 安定した聴き心地で分離感もよい印象、ポタアンでベースをブーストするとベースが前面にでるが他の音域がしっかり聴こえる
- Kinera Celest Plutus Beast Kiwi Ears Quintetと比べるとベースの立体感(物理的な振動)に欠けるが全体的にバランスよく、ウッドベースなどの響きがよい印象
全体的に、高音が刺さりすぎて・・・といったことはなく扱いやすいケーブルのようでした。
ハイレゾと普通の音源の違いが音の分離感や音域の違いでわかるぐらいの品質なのでコスパよく、よりいい音質を求めたい人にもおすすめです。
まとめ
SnowWingsが届いて半月あまりしてからのレビュー記事になってしまいましたが、色々なイヤホンに合わせやすく、安定して扱いやすいケーブルなのでもう1本欲しいかもしれないな・・・と迷ってしまうケーブルでした。
懸念点としては、白い布地のケーブルにビニルっぽい被膜でカバーされているので、日光などの影響で黄色くならないかな・・・というところが少し不安です。
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