SENNHEISER HD-25をリスニング仕様に換装してみました

5年ぐらい使っているSENNHEISER HD-25のイヤーパッドが傷んできたのをきっかけにUSB-DACなどでも扱いやすいようにイヤーパッドとケーブルを乾燥してみました。

目次

イヤーパッドを遮音性の高いものに交換

HD25を購入した5年ほど前に合わせて購入していたYAXIのTypeBで遮音性を高めたタイプのもの。5年が立って内側の合皮部分が割れて剥がれ始めたので交換しました。

ケーブルを高純度OFCを使用した4.4mmプラグ対応のものにリケーブル

最初はオヤイデのケーブルでリケーブルをしていたのですが、4.4mmジャックに繋いでDAC経由でも使いたいのでヘッドノン側のプラグが対応するものをいろいろ探していたところ、4.4mmプラグで手頃な価格のものがあったので使ってみることにしました。

届いて、コードが太く、アームバンドのところに入らない。左右のコードの長さが均等で最初どうするか悩んでいたのですが、ヘッドホンのアームバンドに差し込む方向を上下逆にすると普通の両側からコードが出るヘッドホン同様に繋いで使えました。

換装後の印象とまとめ

コードが両側から出るところは若干不便になりましたが、音自体は、遠近感が以前よりあるのと、近い音がより真ん中に近いところでなるような印象になり、イヤホンで6N 単結晶銅のケーブルを使った時に似た変化を得られました。

ハイレゾ対応のドライバーではないので、高音域側の20khz近辺からの減退はあるものの、中低音域の迫力が増してオーバーイヤーヘッドホンと同じような迫力が楽しめるようになり、エレクトロニカなどでその醍醐味が楽しめるリケーブルになりました。

FiiO BTR13とSENNHEISER BTD600を介してiPhone/Spotifyと繋いで聴いた時の感想はしっかり中低音域の音が出て、イヤーパッドの遮音性も合わさり、低音が少し強いかなという印象になり、全体としては中高音域の分離感と音の広がりが物足りない印象なので、もしかすると銀メッキ、金メッキの入った高品質なケーブルであればもっと、音場の広い表現ができるのかもしれず、今後良さそうなケーブルを見つけたらまた試しそうと考えています。

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