PCやPMPの音をワンランク上にしてくれるXmod

プレスリリースから一ヶ月あまりが経ち、店頭にも並び始めたCreative社のXmod
スピーカーやサウンドカードを買い換えようと考えている人にぜひ候補に入れてほしい一品。
使用感はスピーカーがワンサイズ大きくなったような音の広がりとMp3などを再生した際の少し物足りない音圧も豊かにしてくれます。
また、サウンドカードとして使用する以外にも、別売りのACアダプターやPCのUSBポートと接続することでMp3プレーヤーやゲーム機のプリアンプとしても使用できます。個人的にはバッテリー使用ができるともっとありがたいのですが、7800円(オンラインストア)の価格としては申し分ない性能。
外付けのUSBタイプなので、ノートPCでも使うことができます。ノートPCのヘッドホン端子では物足りない場合にも最適なオーディオインターフェイス。WindowsXP、MacOS10.4以降での動作となっていて、別途ドライバーを入れる必要はありません。しかし、USBでデータ転送をする都合上、ある程度CPUに余裕がないと、画像処理や重いデータを処理している間、音が途切れたりすることが出てくる可能性あり。
iPodでの使用感はというとやはり、デジタル処理をしていることもあり、ヒスノイズが若干あります。音量を上げることで気にならなくなりますが、カナルタイプの高音質のもの(パフォーマンスがよいもの)では気になってしまうと思います。
音質は色が足されたような印象を少し感じることもありますが、音場が広がり曇りが減少するので、今まで聴いていた曲の印象が変わったり、見違えることも期待できるかもしれません。
Creative USB外付けサウンドボード [Creative Xmod] [XF-MOD]

PMP(iPod)の容量の目安。

現状、1GB~80GBまでバリエーションがあるiPod。
TPOや使い方・サイズによってそれぞれiPod shuffleiPod nanoiPodと分かれている。
ほしいけれども、どれにすればいいのか値段やデザインで折り合いをつけるのが難しいところ。
そこで実際に使うときに必要になる容量の目安を下に上げてみた。
iPod shuffle
1GBのiPodの中では最小容量。インターフェイスも液晶画面はなく、シンプルな設計。
1曲を5Mで換算すると約200曲はいり、通勤や通学、ジムなどで使うときにはこれで十分な容量。
iPod nano
2GB~最大8GBまであり、色も4GBモデルでは4色とバリエーションに富んだシリーズ。
薄く、嵩張らないデザインとiPod同様の操作性、カラーディスプレイを備え、iTunesを通じて
写真を取り込み、表示させることもできる。
1曲5M換算でも2GBモデルで400曲、8GBとなると1600曲はいる大容量。数千曲のライブラリを保有している人でも、プレイリストやアルバムを選んでiPodに入れて楽しむ人には申し分ない容量。 週末に曲を入れ替え、通勤・通学のとき、一週間そのまま聴くとなったときでも安心できる容量。

iPod

30GBと80GBの大容量。動画にも対応し、テトリスなどのゲームをインストール可能な最上位モデル。
自分の持っている曲をすべて持ち歩きたいという人、PVやアニメーションなどを携帯して見たいという人にお勧めのモデル。
さまざまな周辺ソフトやツールを使えばDVDからiPodに映像を取り込んだりすることも可能で、
映像を含めて楽しむことができる。
また、解像度は最新機種で640×480と一般のテレビ以上の画質。
ツールについてはこちらの記事
Apple Store(Japan)

最近のPMP事情

以前はPMPというとポータブルミュージックプレイヤー(Portable Music Player)でしたが
最近ではポータブルメディアプレイヤー(Portable Media Player)の略で使われることがほとんどです。
その背景には従来からの音楽再生機能に加えて、画像・動画を取り扱えるものが多くなっていることなどがあります。
日本では、あまり動画再生機能を重視するユーザーが多くないので、現存の国内メーカーもそれほど、「動画」にこだわった製品を出しているところは多くありませんが、アジア市場を見てみると中国のメーカーなどはかなり動画再生にも力を入れています。
その裏には電子機器の小型化が進行していることがあるのですが、わかりやすく言えば、コンパクトデジタルカメラのディスプレイがそのままPMPのディスプレイとして使えるクオリティになっているというところも大きいようです。
先日12日にApple Computerが発表した新型iPod。もはや毎年恒例のイベントとなりつつあるのですが、今回はそれほど、画期的な製品という意味での発表はなく、どちらかというと現存の製品のブラッシュアップ、及び拡充といったところでしょうか。
私もiPodの5G(60GB)を使っているのですが、動画再生が出来るメリットはかなり感じています。
電力消費が激しいというものの、日常の使用に耐えられないものではないので録画したPVやカトゥーンを入れて使っています。
映画も入れてはいるものの、やはりiPodの画面サイズでは物足りないものがあります。
実際コンテンツとして販売するのであれば、アニメーションやコント、PVなどが主流になると思います。
しかしAppleが発表したiTVはこのiPodを補う上でもかなりいいものであることは確かなようです。実際、iPodからTVに映像を出力するとわかるのですが、TVの解像度とiPodの解像度は変わりないので、コンテンツが無理に圧縮されていない限り、鮮明な映像を映すことが可能です。
まもなくリリースされるMicrosoft陣営のZuneも加わり、PMP市場はまた一波乱ありそうです。
私の注目どころはシンガポールに本社を置くCreativeの動き。
先月、Apple社と和解するとともにMade for iPodの製品をリリースしていくことを発表、以前は自社PMP向けのアクセサリーなどを中心にしていたものが、今後、iPod向けの製品でもでるとなると期待せざる終えません。
Creative社はもともとプロユースのサウンドボードメーカーであり、高音質な製品が多く、しかもこのところの普及で低価格も実現している。iPodとCreative社の製品の音質の差は鮮明なのですが、今後はこれを補えるものも出てくるのではないでしょうか。
そしてiTunes。アップデートし、新しいGUIは使いやすいものの、音声処理があまりうまくいっていないようで、自宅で使っているものはデジタル特有の途切れなどが出てしまっています。
きっとすぐアップデートがかかるとは思いますが、やはりデバッグの時間が少なかったのでは?・・・