Web上での致命的な能力不足?

グーグル幹部、「ウェブの生みの親」リー氏のセマンティックウェブに疑問を提起
上記記事内にあるBerners-Lee氏のコメントに理想論では、一向に進みそうにない現状を物語っている印象を受けた。Webマスターと呼ばれる人、もしくはWebに従事している人(ディレクターやデザイナーだけでなくライターなども含めて)に最低限、知っていて欲しいスキルや用語は何なのかと考えると、どこまで知っているべきなのかその領域を確定するのはかなり難しい。
このようなことはWebに限らず、紙面、映像各分野でもあると思うけれども、
まだ、完全な成熟期を迎えていない中、まったく知識のない状態からWebの仕事を行っている人と数年来携わり、知識を身につけている人が共存している中で、自分の中では当たり前と思っていることでも、相手から見るとまるで外国語のように見えてしまうことが多々ある。
日々、問題定義が上がる中で、解決するための「標準」を見据えたボーダーラインを政府や公共の団体が決めてくれれば、一番楽なのかもしれない。
それを望めない今は、スペシャリストの助言を基に手探りで指針を作っていくしかないのかも知れません。