日課になった情報収集

出勤後最初の30分ですること、
それはメールのチェックとニュースのチェック。
Web制作に携わるブロガーの人たちは毎日膨大な量の情報を搾取する。
今はどうか知らないが、一流のホステスは毎日、新聞や雑誌各誌を読み、
顧客との話題となるネタとナレッジを補っている(らしい)
そうすることで、顧客の気持ちをつかみ、リピーターをつかむ。
顧客の気持ちを掴むためには、サービスの向上も大事であるが、
自分が専門としているナレッジの質を高める努力を怠ると、
結果的に相手を不安にさせたり、自分ではないナレッジを持った人に取って代わられる。
Web業界では、それが顕著に現れているのではないだろうか?
私はニュースを見るためにRSSを使っているので、
毎日何もしなくても数百件の記事を見ることの出来る状態にいる。
しかし、その数百件を読み通したところで、自分のナレッジに蓄積されるのは
どんなによくてもその3割ほど。
なので、確実にほしい情報を得るためにフィルタリングをかける。
そうすることで自分の気になっている言葉や話題の情報を確実に得ることが出来る。
一昔前、RSSが一般的に使われることのなかったころでは、
毎日人脈を辿るOR手探りで探すほか方法がなかったのだが、
RSSの普及で機械的・効率的に情報を搾取できるようになった。
これは非常にうれしいことだ。
最近知った言葉の中にSEOならぬSMOという言葉がある。
専門誌を読んでいたとしても、この言葉にめぐり合うことはまだないと思うが、
ネット上ではこの言葉をキーに新しい動きが始まっている。(詳しくは調べてみてください)
私が「SMO」という言葉に着目した方法をここで言うことはないが、
確実にいえることは、知る・理解する・調べる・予測する の4つが成り立って
はじめて情報の本質を知ることが出来るということ。
本質を知ることで違う情報に紐付けされていることに気づくこともあれば、
まったく意味を成さない情報だとわかることもある。
また、その4つを巧みに使うことで情報を的確にフィルタリングすることもできる。
日課になった情報収集を通じて見たものは多いがわかったことはそう多くはない。
しかし、見なければわかりもしないことばかり。それが現実。