ロットリングの複合ペンのリフィルを換装。

年末注文した複合ペンのリフィルが届き、早速換装する事にしました。
かなりマニアックな記事内容です。
一般的に使われている複合ペンにあるシャープペンシルの太さは0.5mm。でも自分が仕事でよく使う太さは製図用の0.3もしくは0.35mm。
製図用でないもので0.5以下のもの、しかも互換性のある複合ペンのリフィルとなるとロットリング社のものしかなく、しかも現在複合ペンは生産中止。市場に出回っているものは在庫のみ。
(パーカー社から後継種がリリースされています)
そこで、自分の使っている複合ペンを0.5mmから0.3mmのリフィルに換装してしまおうというのが今回の狙い。
※今回の事例はあくまで自己の判断、責任で行ってください。
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用意したのは0.3mmのリフィルと複合ペン。ペンは左からロットリングのエグゼクティブそしてトリオペン・インプット。エグゼクティブはすでに換装済み。
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近くから撮った写真。
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リフィルのバーコード・品番。
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今回はトリオペンのリフィルを換装するのでまずはペン先を廻してはずす。
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次に0.5mmのリフィルを引っ張り、取り出す。
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リフィルを並べたところ。0.5mm(上)と0.3mm(下)で実は長さが違う。
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横に並べるとその差は顕著。試しに挿してみたものの、使い物にならないことが判明。
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このままでは使えないので、0.5mmのリフィルと同じ位置で止まるよう、平型のラジオペンチで軸を挟んで狭くした上で、元の位置に差し込む(若干入り図らいぐらいに調整)
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その後、若干先が長い状態で止まることを確認し、ペン先を廻して元の形に。その後0.3mmのリフィルをボタンを押して出すとともに、軸を深くかませることができれば出来上がり。
これで0.3mmの使える複合ペンが手に入ります。