自作キーボードキットと派生品のセキュリティについて

前回の記事では、自作キーボードキットを選ぶ際の注意点や、信頼できる販売者を見極める視点を整理しました。続編にあたる今回は、Geminiなどを通じて、過去の事例など脅威分析のリサーチをした結果なども踏まえつつまとめました。

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AIに文章を書かせるとなぜつまらないものになるのかの詳細

なんとなく生成AIに「○○について書いてほしい」と依頼すると、なんとなくよさそうな文章が出来上がる。この体験をもとに記事を書いた結果、書いていることは論理的、構造もしっかりしているのに、誰が何を言っているのかがよくわからない。自分の経験やこの内容をもとに何かしようとすると、何か腑に落ちない、足りないといった想いが出てきたことはないでしょうか?

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Cursorを日常的に使う:私の使い方(記事・文書作成編)

はじめに

VSCodeからCursorに切り替えて数ヶ月。当初は「便利なコード補完ツール」程度の認識だったが、使い込むうちに自分なりの使い方が定着して、以前はUlyssesメインで作成していた記事や文章をCursorメインで使うようになりました。

単なるIDE、コーディングツールというところから、思考のアウトプットをディレクトリ・プロジェクト単位で蓄積しつつ、それを活用できるAIエージェントツールとして使っています。

その自分の使い方を振り返り、現状の使い方をまとめてみました。

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自作キーボードキットの選び方と注意点

昨今、自作キーボードが盛り上がっており、トラックボール付きで無線対応の分割キーボードなど、高性能な自作キーボードキットが手軽に購入できるようになりました。販路も遊舎工房やパーツ主体のTALPKEYBOARDだけでなく、BOOTH、STORES、BASE、Shopify、メルカリ、さらにはオープンソースの自作キーボードの設計データなどをベースとした安価な派生製品がAliExpressに数多く出品されるなど多様化しています。

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AIの限界は、実は使っている自分の限界だった

ChatGPTやClaude、そしてGeminiを使い分けながら、世間や周りのAIの使い方などと自分の使い方を見比べて気づいたこと、それはAI(本記事ではLLM)のアウトプットの質は使う人の入力する内容の粒度や構成などが大きく影響していることでした。

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統合型シンキングの本質:私・自分の思考プロセス・スタイルとは?

思考スタイルの統合への道程

クリエイティブシンキングやデザイン思考といった様々な思考スタイルが流行り廃りを繰り返す中、私はというと、色々な書籍や専門誌のデザインの事例の特集、ドキュメンタリーなどを通じて取り込み、それら思考スタイルを仕事や生活に活用・実践してきた結果、今ではそれらが結果的に無意識のうちに統合された、独自の思考スタイルとなって日常を過ごしています。

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バックパック/EDC選定:見た目を超えた5つのブランド徹底比較

はじめに:日常の瞬間に現れる真の価値

バックパックを選ぶ際、多くの人が最初に注目するのはデザインや見た目です。店頭で手に取った瞬間の第一印象や、カタログ写真の美しさに心を奪われがちです。しかし、実際に毎日使い続けてみると、見た目では分からない機能性や耐久性、そして長期的な価値が徐々に姿を現してきます。

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Vibe Coding記事におけるセキュリティ・倫理観点での注意点

技術共有と情報漏洩リスクの均衡に関する実践的考察

背景と問題意識

技術共有の価値とリスクの両立

Vibe codingのような技術的実践の共有は、開発コミュニティ全体のレベル向上に寄与する一方で、組織のセキュリティポスチャーや競争優位性に影響を与える可能性があります。本稿では、生成AIを活用したセキュリティ自動化の事例を分析し、vibe coding記事執筆時の注意点を整理します。

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